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授業の内容(Course Description) |
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この演習は2つの部分に分けて進めていきます。 1)フランス語のみで書かれた教材を使用し、できるだけフランス語のみで授業を進めていきます。 学生の聞き取り能力と会話力を主な軸とし、日常的な場面(道案内、部屋探し、旅行計画等)に必要な語彙・表現を覚えて、ロールプレーなどを通じて身につけます。 2)また、映画を教材にし、台詞の聞き取りと和訳の他、フランスの現代社会の歴史背景(フランス革命、植民地、世界大戦など)と様々な社会問題(移民、労働、貧困、結婚など)について学びます。 今年度のテーマとして、1月上旬のフランスでの悲惨な事件と関連した問題を扱う作品を選ぶ予定です。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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現在のフランスで使われているフランス語を聴き、読み、話し、フランス語の理解度を高めることが授業の重要な目的です。また、その背景のフランス社会に関する知識も増やしていきます。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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・中間テストと期末テスト:約25%ずつ ・小テスト/宿題(作文、例文作成)/会話発表:約25% ・出席点:約25% 出席点は、減点方式です。一回(無断で)休むと10点減点で、五回以上欠席で単位取得不可となります。尚、遅刻は二回につき欠席一回として見なします。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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プリント等配布。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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次の授業までに前の授業の内容を復習して、宿題を充分に時間をかけてやりましょう。 また、フランス語の聞き取りを磨くために各自で映画・音楽・ポッドキャストを出来るだけ聞いて(通学時間を活かしましょう!)、自分の興味のあるテーマに関するフランス語の文章を読みましょう(初回の授業で簡単に入手できるものを紹介する予定)。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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教員は、学生が聞き取った内容を常に確認したり、聞いたもの・見たもの・読んだものについて色々な質問をしたりするので、身に付いたフランス語を使って積極的に参加してもらいたいです。 また、映画の台詞の意味を確認・翻訳する作業も行うので、毎回辞書を持参しなければなりません。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 フランス語で参加者の自己紹介、授業の説明(取り扱うテーマ・AV教材)、プリントの配布と最初の課題などを行います。 【第2回】~【第7回】 1)毎回配布したプリントに基づいて、会話の聞き取り、意味の確認、質問への答え、文法項目の確認などを行い、時には宿題を出したり、会話を暗記させて発表させたりします。 2)映画の場面を見て、台詞を聞き取り、質問に答え、宿題として台詞の意味を調べてもらいます。 【第8回】 上記の内容に加えて、(割りと短い)中間テストを行います。 【第9回】~【第14回】 1)毎回配布したプリントに基づいて、会話の聞き取り、意味の確認、質問への答え、文法項目の確認などを行い、時には宿題を出したり、会話を暗記させて発表させたりします。 2)映画の場面を見て、台詞を聞き取り、質問に答え、宿題として台詞の意味を調べてもらいます。 【第15回】 まとめと最終試験。
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