1. |
授業の内容(Course Description) |
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数学入門Ⅰの続編として,微積分学のうち,微分の応用から始め,積分の初歩までを学ぶ。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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微分法の応用として関数のグラフを描くことができる。 続いて,微分の逆演算として不定積分を求めることができる。 さらに,グラフで囲まれた図形の面積を定積分を用いて求めることができる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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筆記試験点 60%。授業中の応答・小テスト・宿題なとの平常点 40%で評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『改訂版 すぐわかる微分積分』 石村園子 著 (東京図書)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業内容に関する小テストを毎週実施し,添削して返却する。授業後に,誤った部分の修正や,より良い解答方法などの見直しをし,次回に再提出する。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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・春季の数学入門Ⅰで扱った微分計算を自在にできることを前提とする。 ・授業中,皆さんに問題の指名解答または自主解答を求める場面が幾度となくある。平常点の評価に大きく影響するので,積極的に解答発表に取り組もう。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス。微分計算の復習。 【第2回】 関数の増減の様子を調べ,関数のグラフにその結果を反映させることができる。 【第3回】 関数のグラフの凹凸を調べ,関数のグラフにその結果を反映させることができる。 【第4回】 整式関数のグラフの概形を描くことができる。 【第5回】 有理関数のグラフの概形を描くことができる。 【第6回】 無理関数のグラフの概形を描くことができる。 【第7回】 ここまでのまとめと復習。 【第8回】 整式関数の不定積分を求めることができる。 【第9回】 有理関数の不定積分を求めることができる。 【第10回】 置換積分の計算ができる。 【第11回】 部分積分の計算ができる。 【第12回】 不定積分のまとめと復習。 【第13回】 定積分の意味と「微分積分学の基本定理」を説明できる。 【第14回】 グラフで囲まれた部分の面積を定積分を用いて求めることができる。 【第15回】 筆記試験を実施する。
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