1. |
授業の内容(Course Description) |
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現在私たちが行っているスポーツは、そもそも19世紀にイギリスで形を整えて世界に広まっていったものである。日本への移入は主として明治時代に外国人教師や外国への留学生が帰ってきて広められたとされている。20世紀に入ってスポーツは一部の人たちの楽しみから多くの人々の楽しみになっており、現在では「生涯スポーツ」として日本社会にも定着している。 本講義では、21世紀におけるスポーツの果たす役割について考えるとともに、中高年、女性、障害者など対象に合わせたスポーツ指導方法や実際の指導現場におけるプレイヤーと指導者の関係、育成・強化の在り方など指導者の役割についてパワーポイントを中心に講義します。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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受講する学生は、ジュニア期や女性アスリートなど、対象に合わせたスポーツ指導について理解する。また、スポーツ実践における大事な本番で選手のパフォーマンスを最大限に出すためにはどのようなことが重要なのか理解する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業内レポート40%、テスト60%
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『公認スポーツ指導者養成テキスト』(日本体育協会)共通科目 Ⅱ・Ⅲ
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テキストに目を通すとともに、専門用語については辞書などで調べておくこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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・授業マナーを守ること。特に講義中の携帯電話、スマートフォンの使用は慎むこと。 ・公欠、忌引き等に関する書類は最終講義に提出すること。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業ガイダンス 【第2回】 パフォーマンス向上のための考え方① 目標設定の考え方 【第3回】 パフォーマンス向上のための考え方② チームワークに必要な条件 【第4回】 パフォーマンス向上のための考え方③ やる気とは 【第5回】 パフォーマンス向上のための考え方④ 本番で実力を発揮する方法 【第6回】 パフォーマンス向上のための考え方⑤ セルフイメージとは 【第7回】 対象に合わせたスポーツ指導① 中高年者とスポーツ 【第8回】 対象に合わせたスポーツ指導② 女性とスポーツ 【第9回】 対象に合わせたスポーツ指導③ 障害者とスポーツ 【第10回】 指導者の役割① プレーヤーと指導者の望ましい関係 【第11回】 指導者の役割② ミーティング方法 【第12回】 指導者の役割③ 競技者育成プログラムの理念に基づく展開 【第13回】 総復習(パフォーマンス向上のための考え方、対象に合わせたスポーツ指導) 【第14回】 まとめ1 【第15回】 まとめ2レポート作成(パフォーマンス向上のための考え方、対象に合わせたスポーツ指導、指導者の役割)
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