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授業の内容(Course Description) |
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環境とは周りの状況である。地球環境や身近な環境問題がなぜ重要であるかというと、環境はわれわれの生命や生活に大きく影響するからである。環境は悪化しており、われわれの健康が損なわれ、ときには生命も危険になる。さらにヒト以外の多くの動植物の生存に危険を及ぼす。この「環境と生態Ⅰ、Ⅱ」では、環境がわれわれの健康など生活に与える影響とその対策を探る。まず「Ⅰ」では“健康とは何か?”から、放射線汚染ほかの汚染と対策、さらに実社会の環境も含め、環境の悪化による健康の危機とその対策を理解する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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環境と健康との関連がわかる。具体的には、大気・水質・土壌の汚染の健康への影響と、日常生活における健康維持の方法がわかり、それらを家族や友人たちに説明できる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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レポート点(40点)期末テスト(60点)。欠席と遅刻は減点する。特別加点あり。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:佐々木胤ほか編著『変化する環境と健康』(三共出版)
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テキストを予習・復習
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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「健康とは病気ではないこと」ではないことを知り、環境と健康の関連を理解して環境問題に取り組む習慣をつける。予習が必須である。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 健康とは?-頭と心と体の健康と環境、および原発事故による放射線汚染と健康 【第2回】 環境悪化と健康の危機 【第3回】 生活習慣病 【第4回】 水と空気の汚染と健康 【第5回】 環境リスクとリスクマネイジメント 【第6回】 生体防御と免疫システム 【第7回】 人と動物の共通感染症と新感染症 【第8回】 有害微生物との戦い 【第9回】 健康福祉 【第10回】 高齢化と少子化問題 【第11回】 ストレスとは? 【第12回】 ストレスへの対応~「自分へもう一人の自分から冷静にアドバイスする」および 「認知行動療法」の勧め~ 【第13回】 メンタルヘルス その1 【第14回】 メンタルヘルス その2 【第15回】 全員討論「今の環境でいかに健康を守るか?」
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