1. |
授業の内容(Course Description) |
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本演習では、現代の経済システムに関する幅広い検討を行う。取りあげるテーマは、社会主義経済体制と資本主義経済体制との比較、社会主義から資本主義への移行、資本主義の多様性、旧ソ連・東欧・中国などにおける移行経済プロセスの比較検討などである。より良い経済体制とは何かを模索していきたい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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主演習の学生は、各自で定めた研究テーマに相応して先行研究をサーベイし、さらに論点を絞って、修士論文や特定課題研究として研究成果をまとめる事が目標になる。副演習の学生の場合、上記分野についての幅広い知識を習得し、経済学的な思考を訓練することが目標となる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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演習への出席、そこでの議論への参加と報告、および研究の進捗状況などを総合的に判断して評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストや参考文献は、受講者の関心テーマに即してその都度、指示する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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インターネットでの検索のみに頼った手軽な方法ではなく、各地の他大学図書館を訪ねるなど関係分野の文献渉猟を徹底して行い、過去の研究成果を可能な限り学習することが必要である。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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日本語文献以外に少なくともと英語文献を読めることが望ましい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション、ならびに受講者の分担決定。 【第2回】~【第30回】 文献の輪読、各自研究の報告を中心に行う。
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