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授業の内容(Course Description) |
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1)このゼミではグローバル人材として活躍するための基礎として、以下の4項目を目標とする。 ①国際経済学の理論的基礎の学習。 ②発展途上国を含む世界経済現状と課題を知る。 ③将来、海外において、また国内の国際企業で仕事をするために、諸外国の人たちの多様な文化・社会・考え方について理解を深める。 ④語学を含む実践的コミュニケーション能力の養成。 2)ゼミ生には興味のある分析対象国あるいは経済関係のテーマのどちらかを取り上げてもらい、データ収集、報告、討論、レポートの提出をしていただく予定ですが、ゼミ生の希望に応じて柔軟に対応します。前期は、分析対象国あるいはテーマが類似の人たちで共同研究を行い、後期は個別研究により研究報告書を完成させます。これは、与えられたテーマについて研究レポートを書くための重要な訓練です。 3)後期の研究報告書は11月末までにドラフトをワードファイルで提出し、コメントに従って修正し、12月中旬までに最終版を提出してもらいます。その後の就職活動において、ゼミでの学習実績を説明するための資料として、最終授業までにゼミ論集としてとりまとめます。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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現代のグローバルな世界で立ちすくむことがないように、世界経済と異文化理解を深め、語学能力・自己表現能力について最低限のスキルを身につける。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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ゼミでの共同研究への参加、プレゼンテーション、研究報告などの総合評価。 なお、欠席が、授業日数の1/3を超えた場合や、ゼミでの報告やレポートの提出の義務を果たさない場合は、単位は認定できません。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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各ゼミ生の研究対象国あるいは研究テーマ決定後、それぞれに合った参考文献を紹介する。 なお、国際経済学の理論についての手頃な参考文献として、浦田秀次郎『国際経済学入門』(日経文庫745)がある。また国際経済の現状については、Webからダウンロード可能な経済産業省『通商白書』や内閣府『世界経済の潮流』などが参考になる。このほか、英文の資料では、IMFやWorld Bankのホームページが多くの情報を提供している。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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後期は小論文を書いてもらいますので、データの収集、資料の読み込み、プレゼンの準備、小論文の執筆など自宅での学習が最低20時間程度は必要となります。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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各自の研究テーマについて、授業時間外での学習が必要です。 語学能力の向上を目指すゼミ生は、ラジオやテレビの語学番組で継続的な学習をしたり、TOEICの目標点を定めチャレンジしてください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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時間が許す限り、毎回のゼミの冒頭15分くらいを使用してWorld News Watch(WNW)と称して、世界の経済ニュースを何人かに発表してもらい、英語で補足解説を行うなどします。 【第1回】 ①後期スケジュールの説明 ②夏休みの出来事の3分間英語報告(全員) 【第2回】 ①WNW ②自分の具体的な研究テーマと研究計画の概要について事前に用意したメモを参考に発表(一人2分)。 ③ゼミ終了までにテーマを決定して提出 【第3回】 ①WNW ②ゼミ研究論文の中間発表、最終発表スケジュールを説明。確認。 ③残りの時間で各自、用意した研究計画書の様式に記入。適宜、相談。MELICでの調べも可。 【第4回】 ①WNW ②小論文の章立て、引用の仕方、参考文献の書き方などについてテスト 【第5回】 ①WNW ②中間報告(一人約15分) 【第6回】~【第11回】 ①WNW ②中間報告 ③このうち1日はキャリアアドバイザーによるキャリアガイダンス 【第12回】~【第15回】 ①最終プレゼンテーション(10分:パワーポイント使用のこと) ≪12月22日(月)小論文最終版提出期限≫
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