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授業の内容(Course Description) |
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本演習は、(1)企業研究を通じてアカデミック・スキルズの養成と、(2)教科書の輪読による専門知識の学習を目的とします。 (1)については、アジア諸国の経済状況を鳥瞰した上、1業界2社を対象に、グループ学習を通じてそれぞれのアジア戦略とそれによる成果を調べ、企業のグローバル戦略を研究します。 (2)ついては、中国の経済システムと企業マネジメントの変化および現状を学びます。具体的には、ここ30数年間中国の経済発展の軌跡を辿りながら、中国の産業発展と企業改革、労働市場と金融・資本市場、対外開放と貿易産業、株式会社におけるコーポレート・ガバナンス・システムなど、さまざまな側面から中国の経済・企業制度を学習します。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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(1)グループ学習を通じて、決められたテーマについての情報収集・処理と研究成果のアプトプットの手順を実践し、アカデミック・スキルズを身につけます。 (2)断片的ではなく、中国の経済社会を体系的に把握できます。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席回数、授業への貢献度とプレゼンテーション、レポートの提出により総合して評価します。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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(1)安積敏政『激動するアジア経営戦略―中国・インド・ASEANから中東・アフリカまで』日刊工業新聞社、2009年。 (2)丸川知雄『現代中国経済』有斐閣アルマ、2013年。 (3)その他の参考資料は適宜配布します。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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(1)グループ学習の課題を必ず締切日までに完成し、グループ内での役割を果たすこと。 (2)必ず輪読箇所を事前に予習し、自らの理解と疑問点を明確にした読書ノートを作ること。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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本演習はグループ学習をもとに、企業研究を進め、成果を発表する形式をとっています。各自のグループ学習への貢献度が評価の重要なポイントになるので、課題を必ず提出してください。 また、教科書の輪読は発表者から聞き手の受講生に対し、内容への理解と自らの考え方を求め、受講生全員によるディスカッションをしていくことになるので、演習前に必ず予習しておいてください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】・【第3回】 プレゼンテーションについての説明 【第4回】~【第10回】 企業研究のための基礎知識の説明、グループ学習 【第11回】・【第12回】 企業研究の中間発表 【第13回】~【第15回】 夏休み課題の準備
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