Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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脳科学と教育 山村 豊
選択  2単位
【初等教育】 15-1-1333-3085-29A

1. 授業の内容(Course Description)

 近年、脳科学は目覚ましい進歩をとげ、心理学や行動科学、さらには経済分野のまで応用されている。もちろん、教育への影響も無視できない。この授業では、この脳科学の知見について、その概要を習得しつつ、それらの子どもの発達や教育への応用について学ぶことを目的とする。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 脳科学の最近の知見やそれらの子ども発達や教育への応用について理解できることが、到達目標である。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 授業内での課題の提出状況と学期末試験の成績、授業態度などを総合的に評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:授業中に適宜プリントを配布する。
 参考文献:授業内で適宜指示する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 授業内容を整理し、理解すること。また、不明な点は、各自、授業内で指示した文献を調べること。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 熱心に授業に参加し、脳科学の教育への応用について、積極的に考えてほしい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 子どもの「脳力」
【第3回】
 子どもの概念・言語獲得と脳
【第4回】
 色を憶えるのが苦手な子ども
【第5回】
 子どもの独り言と脳
【第6回】
 子どもの学びと脳
【第7回】
 頭のよいこを育てるには
【第8回】
 遺伝と脳
【第9回】
 共感と脳
【第10回】
 自閉症の原因と早期発見
【第11回】
 子どもの非行とモラル形成と脳
【第12回】
 青年期の危険行動と脳
【第13回】
 育児環境と脳
【第14回】
 児童虐待と脳
【第15回】
 まとめと試験