1. |
授業の内容(Course Description) |
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小学校音楽科の学習内容や指導方法についての基本的な事項を理解しながら、学習指導案を作成できるようにする。随時、歌唱・器楽・音楽づくり・鑑賞の活動を取り入れながら、音楽に関する知識や技能の基礎を身につけるとともに、音楽学習の意義や指導のポイントについて学ぶ。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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小学校音楽科の意義をふまえ、学習内容や指導方法についての基本的な事項を理解する。
関心のある学習活動について学習指導案を作成し、個人またはグループにて模擬授業を実施することで、小学校音楽授業の構成の仕方について理解する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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平常点(出席および授業への参加状況等)(30%)、指導案の作成・発表(40%)、授業内実技および提出物など(30%)で総合的に評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:初等科音楽教育研究会(編)『最新 初等科音楽教育法 小学校教員養成課程用』(音楽之友社)2011年。
参考文献:文部科学省(編)『小学校学習指導要領解説音楽編 平成20年8月』(教育芸術社)2008年。
その他、必要に応じてその都度レジュメの資料を配布する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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小学校音楽科の学習における関心のある活動内容について、文献などを読んでおくこと。また、小学校などで音楽授業を参観する機会があれば、活動内容や指導法について分析的にみておき、模擬授業実施の参考にすると良い。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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小学校音楽科の内容について関心を高め、模擬授業の実施に向けて、活動内容を具体的にイメージしていくこと。
ソプラノ・リコーダー(アルト・リコーダーは認めていません)、楽譜などを入れるA4ファイルを準備しておくこと。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】
ガイダンス、小学校音楽科の略史、学習指導要領「音楽」の概要
【第2回】
歌唱指導のポイントと歌唱共通教材
【第3回】
さまざまな歌唱教材を扱った活動
【第4回】
器楽指導のポイントと器楽活動の例
【第5回】
グループによる器楽活動
【第6回】
音楽づくり指導のポイントと活動の例
【第7回】
音楽づくりの活動の展開
【第8回】
鑑賞指導のポイントと鑑賞活動の例
【第9回】
学習指導案の作成の仕方、模擬授業について
【第10回】
受講生各自が作成した音楽科の学習指導案の発表と討議①(歌唱)
【第11回】
受講生各自が作成した音楽科の学習指導案の発表と討議②(器楽)
【第12回】
受講生各自が作成した音楽科の学習指導案の発表と討議③(音楽づくり)
【第13回】
受講生各自が作成した音楽科の学習指導案の発表と討議④(鑑賞)
【第14回】
実技について
【第15回】
音楽科指導法に関するまとめ
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