Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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教育学演習 I 大多和 直樹
必修  2単位
【初等教育】 15-1-1334-1956-27A

1. 授業の内容(Course Description)

 テーマは「教育社会学調査ゼミ」。
 教育社会学の基礎的な考え方を身につけるとともに、方法論(社会調査法)を学習し、自ら研究ができる土台をつくる。
 前期は、教育社会学の基礎的な文献を輪読する。担当者は、要点と論点をまとめたレジュメを作成し人数分コピーしてくる。
 調査研究の全過程を学ぶために、教育学演習Bとセットで受講すること。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ・教育社会学の諸領域について、どのような議論がなされているのか説明できる。
 ・教育社会学の考え方を説明できる。
 ・レジュメの作り方、質問の仕方、議論の仕方を身につける。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 平常点:参加状況 50%
 レポート:50%

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:近藤博之・岩井八郎 2015 『教育の社会学』放送大学テキスト(近刊)
 参考文献:高根正昭 『創造の方法学』 講談社 1979

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 毎回レジュメを作成し、それをもとに議論をしていく。
 課外学習が多い授業となる。
 夏期休暇中に研究会合宿を行う可能性がある。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 最初から最後まで通して参加できる学生に限る。
 担当者は時間までにレジュメをコピーし、時間になったらすぐに始められるようにすること。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス
 <教育社会学理論学習(輪読)>
【第2回】
 学校化社会
【第3回】
 ライフコース
【第4回】
 少子社会の家族と子ども
【第5回】
 教育とジェンダー
【第6回】
 カリキュラムと知識
【第7回】
 メリトクラシーと学歴
【第8回】
 学力と意欲の階層差
【第9回】
 高校多様化の可能性
【第10回】
 入試と選抜
【第11回】
 資格社会化と就職
【第12回】
 インターネット社会と若者
【第13回】
 少年犯罪の増減
【第14回】
 政策的介入の功罪
【第15回】
 まとめ