Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
学びの探求 大多和 直樹
選択必修  2単位
【初等教育】 15-1-1334-1956-30A

1. 授業の内容(Course Description)

 大学で学問を学ぶための基礎的な技法を体験し、成果を発表しあう授業。
 まず、この授業では、「自分の興味のあることについて「とうとうと語る」ことができるようにしよう」というゴールを設定し、それができることをめざす。現在、少なからぬ学生が「とうとうと語る」ことはおろか、2000字程度のレポートでも何を書いてよいかわからず、あっぷあっぷしている。この状況を抜け出すには、語るための技法が必要である。
 具体的には、比較(マトリクスに整理)したり、四類型に整理したり、関連性をみつけたりといった、実際の研究で多用されている方法を修得し、そこからどう語ればよいかを学ぶ。
 長い文章にどう取り組んでよいかわからない人にぜひ履修していただきたい。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 研究の基礎となる思考法を身につける
 プレゼンの技術を身につける
 自分が興味をもったテーマについて「とうとうと語る」ことができるようになる

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 平常点:30% 授業内での議論への参加
 成果発表:70% 中間発表のプレゼンおよびKJ法によるストーリー作成

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキストは用いず、プリント等を使う

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 あらかじめ課題を学習していることを前提に議論を行うことがある

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 受講する学生諸君には積極的な参加を要望する。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 比較から捉える―マトリクス法
【第3回】
 グループワーク
【第4回】
 発表と要点整理
【第5回】
 2軸四類型に整理する
【第6回】
 グループワーク
【第7回】
 発表と要点整理
【第8回】
 関連から捉える
【第9回】
 グループワーク
【第10回】
 発表と要点整理
【第11回】
 テーマ演習1 分析
【第12回】
 テーマ演習2 ストーリー作成
【第13回】
 発表・前半
【第14回】
 発表・後半
【第15回】
 まとめ