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授業の内容(Course Description) |
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歴史及び歴史教育にかんする諸テーマをとりあげる演習です。対象とする時代は近代。今のような教育・学校制度が整ったのも、豊かで安全な日常生活が当たり前になったのも、近代に入ってからことです。あるいは、一つの戦争で数百万から数千万単位の犠牲者が出現するようになったのも、近代の科学・軍事技術のもたらしたことです。取り上げるべきテーマはいくつもあります。ここでは、近代国家とナショナリズムを中心に取り上げようと考えています。 対象とする地域は、ヨーロッパを主な対象としますが、どの国家・地域を取り上げるかは、参加者の興味関心に任せるつもりです。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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歴史的な時代感覚、今との時間的距離感をしっかり身につけ、自分なりに現代社会を歴史的に位置づけることができる。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席を前提として、ゼミのなかでの発言や発表を平常点とする。最後に、レポートを提出。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考書として、田中克彦著『ことばと国家』(岩波新書)
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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発表の担当が回ってきたときに、泥縄式にならないように。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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ヨーロッパと日本の近代史に関心をもってください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 演習へのオリエンテーション。自己紹介。 【第2回】~【第14回】 テキストの講読、発表、討論。 【第15回】 まとめと課題。
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