1. |
授業の内容(Course Description) |
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前期に引き続き、Oliver Zimmer, Nationalism in Europe, 1890-1940 を講読する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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授業では、ヨーロッパ・アメリカを理解するために重要な文献であるばかりか、英文としてもきわめて優れた著作を読んでいく。 近代ヨーロッパにおいて台頭したナショナリズムの位置づけ、またそれが一九世紀初めから二〇世紀にかけて各国でどのような展開を示したかをできるだけ具体的にまた比較的に把握することを目標としている。さらにヨーロッパとアジアとの関係について理解を深めることも大きな目標である。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況を重視します。また学期末に、授業内容に関する試験を行い、成績評価の基本とします。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:Oliver Zimmer, 『Nationalism in Europe, 1890-1940』 (Palgrave Macmillan, 2003) なお、補助的なテキストは、授業中にコピーを配布する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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講読の形をとるため、学生は、事前に必ずテキストを読んでおくこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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易しい英文ではありませんが、量は多くありません。また内容は深い意味を持っています。努力して読めば必ず得るものがあると思います。予習をしてくることを強く希望しています。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 全体のガイダンス 【第2回】~【第14回】 20世紀ヨーロッパを席巻したナショナリズムについて、テキスト第三章を読む。 【第15回】 まとめと試験を行う。
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