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授業の内容(Course Description) |
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本講義は社会学の学習への入門である。社会学は、近代社会の自己認識の学といわれている。そこで「近代(モダン)」について追究したドイツの社会学者マックス・ウェーバー(1864-1920)の業績に関する解説を行う。 近代(モダン)社会を考える際に、どのようなポイントを押さえればよいか、について初歩から説明していく。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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さまざまな専門用語を覚えることも大事であるが、何よりも社会学的なものの見方・考え方を身につけることを目標とする。 現代社会のあり方・問題点への関心を深め、新聞記事やニュースに接する時に、自分なりの見方ができるようにすることを目指す。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席点(30%) 試験(70%)
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:テキストは使用しない。 参考文献:仲正昌樹『マックス・ウェーバーを読む』講談社現代新書 2014
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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毎日、少しでもよいので新聞を読むこと。 MELICで図書を検索し借りること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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現代社会への多角的な見方を学んでほしい。 授業中に配布したプリントはファイルしておくこと。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション 【第2回】 社会とは何か・社会学とは何か 【第3回】 集団と組織 【第4回】 支配の社会学 【第5回】 近代と現代 【第6回】 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(1) 【第7回】 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(2) 【第8回】 『宗教社会学論集』 【第9回】 「儒教とピューリタニズム」 【第10回】 近代化 【第11回】 ポストモダンとハイブリッドモダン 【第12回】 ウェーバーの「近代」論 【第13回】 液状化する「近代」 【第14回】 ヴェーバー以降の社会学 【第15回】 まとめと試験
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