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授業の内容(Course Description) |
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三年生・四年生との合同セミナーとなります。 基本的にセミナーの時間の中で、フランス語会話の時間、フランス語読解の時間、そして個人発表の時間をそれぞれ設けたいと思います。 ・会話の時間(約15分)では、授業のウォーミングアップとして、毎週3~4人の学生に簡単なテーマ(週末の出来事、テレビで観た面白い番組等)を自由に用意してもらって、それに対してその場で指名された他の学生3~4人に質問・会話をしてもらいます。 ・読解の時間(約40分)では、卒業論文(卒業レポート)の準備として、興味のあるテーマ(フランスやその他のフランス語圏の国・文化と関係のあるもの)を各自で選んでもらい、毎週割り当てられた文章を読解・和訳して進んでいきます。尚、まだ学習していない文法項目・表現の確認、そして勉強した筈なのに忘れてしまった文法項目・表現の再確認の機会ともしたいと思います。 ・個人発表の時間(約35分)では、各自で選んだ上記のテーマについて、上記の和訳教材に基づいて発表をしてもらいます。(四年生は前年に選んだテーマに関する調べを上記と同じような形式で進めてもらいます。) 前期と後期(さらに三年次と四年次)は、基本的には同じテーマ(三年生の場合は、次年も調べ続けたいと思えるようなテーマ)について調べてもらいますが、ちゃんとした理由によりテーマを変更することも考えられます(その場合は、要相談)。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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フランス語をより理解することだけが目標ではなく、そこから自分が何かを考え、表現するという段階に進んでもらうための最初の訓練です。したがって、内容を理解して満足するのではなく、その次のステップに進めるような知的訓練をしてもらいたいと思います。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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個人発表、読解、ゼミへの参加意欲(会話と発表の時間に質問するかどうか等)、出席点で総合的に評価します。 出席点は、減点方式です。一回(無断で)休むと10点減点で、五回欠席以上で単位取得不可となります。尚、遅刻は二回につき欠席一回として数えます。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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読解教材は、三年生に対して授業で配布します。 四年生は、教材を各自で収集してもらいます。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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読解・和訳は、自分の担当以外のところも予習・復習するようにして下さい。担当者以外を抜き打ちで指名することもあります。準備ができていない時には減点対象となります。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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フランス語コースの学生なので、まずはひたすらフランス語能力の向上に努めてください。そのために、授業と関連するもの意外にも、インターネット等を活用して自分の興味のあるテーマ・分野に関するフランス語の記事を読んだり、ビデオ(映画、ドラマ等)を観たり、歌を聴いたりしてみて下さい。 尚、セミナーの会話と発表の時間では、自分の番ではなくても、質問を求められる可能性が常にありますし、大人としてのマナーでもありますから、常に相手の話していることを聞いて理解するようにして下さい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス、フランス語での自己紹介(近況報告)、テーマの最初案内・選択、読解と発表の順番設定(四年生は見本なので最初にしてもらいます) 【第2回】~【第15回】 会話・読解・発表(適度に教材選択・分担割り当て)
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