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授業の内容(Course Description) |
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文学と図像(イラストレーション、絵画)に見る子どもと少女の系譜の概説クラス。本講義では、子どもおよび少女という概念およびイメージが文学作品と絵画、イラストにおいて、どのように表象されてきたのか、18世紀末から20世紀前半の作品―ブレイク、マザーグースから現代の代表的な作品・イラスト―に焦点をあてて、論じていく。具体的な作品・イラストについては、一部、授業で、学生の意見や考えを聞きながら、図像テキストや作品の読み方とイギリス文化を学んでいくことを目的とする。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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子ども・少女を文化表象としてとらえる。 子ども観と少女観の系譜を理解する。 図像・映像文学作品を読む力を高める。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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授業中の小課題の提出20%。学期末試験60%。学期中の出席と講義中の発表20%
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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随時、講義で紹介する。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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子どもと少女は、19世紀以降現代に至るまで、重要なテーマとなっています。講義だけではなく、それ以外の時間でも、文学作品や、イラスト絵画に親しんでください。また、適時、紹介した参考文献についても、読了するようにしてください。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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イラストや文学に興味のある学生に受講してほしい。 また、講義中の私語や飲食は厳禁です。各自、留意してください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 はじめに 【第2回】 子ども・少女観の誕生と系譜 【第3回】 イギリス文学における子ども① 【第4回】 イギリス文学における子ども②( 【第5回】 イギリス文学における子ども③( 【第6回】 イギリス文学における少女① 【第7回】 イギリス文学における少女② 【第8回】 19世紀イラストレーションに見る子ども・少女の系譜 【第9回】 19世紀絵画に見る子ども・少女の系譜① 【第10回】 19世紀絵画に見る子ども・少女の系譜② 【第11回】 20世紀イラストレーションに見る子ども・少女の系譜① 【第12回】 20世紀イラストレーションに見る子ども・少女の系譜② 【第13回】 20世紀イラストレーションに見る子ども・少女の系譜③ 【第14回】 まとめ 【第15回】 学期末テストとまとめ
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