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授業の内容(Course Description) |
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日本史全般の基本的な教養を習得し歴史的視野を深めることを目的に、通史的講義を行う。春期は、古代から中世までの時期を取り扱う。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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最新の歴史学の成果に基づいた日本史の基本的教養を習得し、自ら考える能力を養う。特に、日本社会の成り立ちと周辺諸地域との関係の歴史について理解することを通じて、現代の国際社会において日本が抱える諸問題と果たすべき役割について考察する能力を身につけ、国際的視野を拡げることを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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平常点(50%)と期末試験(50%)で評価する。平常点は出席の他、提出物等によって評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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特にテキストは使用しない。参考文献として、佐々木潤之介他編『概論 日本歴史』(吉川弘文館、2000年)。その他に適宜、授業内で紹介していく。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業内で次回の内容を予告するので、参考文献等の関係箇所に目を通しておくことが望ましい。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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普段から歴史関係のテレビ番組や新聞・雑誌記事に目を通すよう心がけること。また、授業で取り上げた事柄について自分なりに学習内容を振り返り、歴史的な諸問題への関心を深めること。 「日本史概説Ⅱ」とあわせて履修することが望ましい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス(授業についての説明) 【第2回】 「倭国」の誕生(縄文時代~弥生時代) 【第3回】・【第4回】 ヤマト政権の形成と展開(古墳時代~飛鳥時代) 【第5回】・【第6回】 律令国家の形成(奈良時代) 【第7回】・【第8回】 律令国家の展開(平安時代) 【第9回】・【第10回】 武家社会の形成(鎌倉時代) 【第11回】・【第12回】 武家社会の展開(室町時代) 【第13回】 応仁・文明の乱と下剋上(戦国時代) 【第14回】 春期授業のまとめ 【第15回】 総括
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