Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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プレ・インターンシップ 熊澤  匠
選択  2単位
【スポーツ医療】 15-1-1501-4198-02A

1. 授業の内容(Course Description)

親和力:◎
協働力:◎
統率力:
感情制御力:
自信創出力:△
行動持続力:○
課題発見力:△
計画立案力:
実践力:○
創造力:
 この授業は、産学連携を通じた「人生と職業(ライフキャリア)」をテーマとし、EQ理論を基礎に自己理解を深めつつ社会の中で「人生を生きる自分の核は何か」について考え、職業に就くために不可欠な「人間力」及び「社会人基礎力」を理解し、キャリア理論を通して「自分を知ること」「働くことについての意義」を考察する。そのために、各人の「人間力」「社会人基礎力」を知るツールとして、「nEQアセスメント」を実施することで客観的に自分を見つめなおす。また、授業内ではグループワーク・グループディスカッションを行い、自己理解、他者理解を深めます。さらに、自分の「人生」における「働く」ことを、社会人やTA(ティーチング・アシスタント)※から学ぶ機会を通じて、インターンシップの重要性を理解し、インターンシップ実習前に必要な知識を身に付け、働くこと、就職することへのモチベーションを高めることを目指す。また、授業を通じて社会への関心と活字に慣れる機会を模索する上で、「天声人語」の書き写しを行います。さらに授業を振り返る短文等書くことで、授業内容を確認すると同時に文章作成の癖をつける。
 〈産学連携企業及び団体(予定)〉
 ◆ソニー生命保険株式会社 ◆一般社団法人首都圏産業活性化協会
 ◆インターンシップ受入実績企業  ほか
 ※TA(ティーチング・アシスタント) (Teaching Assistant)とは…
 大学などにおいて、担当教員の指示のもと、学生(大学院生のことが多い)が授業の補助や運用支援を行うこと、あるいはそれを行っている学生のこと。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 (1)自分について、文章や口頭で、他者に具体的にわかりやすく伝えることができること
 (2)ライフキャリアの知識を身につけること
 (3)就職活動の前にキャリアサポートセンターを活用する習慣を身につけること

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 出席平常点45%、レポートやワークシート等の課題提出45%、補助教育(キャリアサポートセンター主催就職・キャリア形成支援行事)への参加状況10%を基準とし、以下の4点を総合的に判断します。
①毎回コミュニケーションシートを書いていただきます(出席もこれで確認)。テーマは講師が指定します。提出回数9回以下は0点、10回で20点、11回で25点、12回で30点、13回で35点、14回で40点、15回で45点になります。また◆授業を受けるときのルール◆を守る上で、参加態度(積極性、主体性、協調性など)もここに含みますので、参加態度がよくない場合は減点します。
②講師が指定したワークや調べ学習等、事前事後の課題を提出していただきます。(15点満点)
③授業終了時にレポートを提出していただきます。(30点満点)
 *具体的なテーマについては、授業終盤に発表し、最終授業時に提出となります。
④インターンシップをする上で必要な準備として、キャリアサポートセンターが実施する就職・キャリア形成支援行事(以下、「学生への要望・その他」に記載の項目)への参加状況。(10点満点)

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:『Challenge! Jr』(キャリアサポートセンター刊行)
 5月下旬の「第1回就職ガイダンス」の参加時に配布されます。
 ※平成26年度春期実施した「ライフデザイン演習Ⅰ」における『キャリアガイダンス』で配布しています。
 資料:必要に応じてその都度配布する

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 新聞のトップ記事を読む
 授業の準備学習の事前課題を複数回設定して提出してもらいます

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 ◆定員◆
 定員は1クラス100名とする。
 希望者がこれを超える場合は、第1回オリエンテーション時に選考を行う。
 そのため、第1回授業に必ず出席してください。
 ◆授業を受けるときのルール◆
 この授業は社会人(職業人)への導入となる授業なので、今から社会人としての最低限のマナー・エチケットを身につける意味で以下のことを守ること
 ①遅刻をしない ②入室の時は脱帽しコート・マフラー・手袋類は脱ぐこと ③机上にペットボトルなどの飲料水を置かないこと ④飲食禁止 ⑤携帯電話の電源を切るかマナーモードにしておくこと ⑥私語は慎むこと ⑦グループ編成をするときは3分以内に完了すること ⑧教室はきれいに使うこと ⑨就職活動を始める前にキャリアサポートセンター活用する習慣を身につけること
 また本授業の補助教育として、キャリアサポートセンターが主催する指定された行事に、積極的に参加してください。行事の詳細は、授業内のオリエンテーションでお知らせします。
 尚、3年次選択科目で行う「インターンシップⅠ・Ⅱ」については年間通期科目で、この「プレ・インターンシップ」履修生の中から希望者は選抜される。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション 講座を知る インターンシップを知る ライフキャリアと自己成長
【第2回】
 自分を知る(1)①EQについて ②新しい自分発見①-1
 nEQ社会人基礎力アセスメント受検【1回目】
【第3回】
 自分を知る(2)新しい自分発見①-2 nEQ社会人基礎力アセスメント結果解説
【第4回】
 人生と職業(1)「自らのキャリアプランを考える」
 産学連携 ライフプランニングを通じて「将来」を考える  ソニー生命保険株式会社:協力
【第5回】
 自分を知る(3)「今の自分について考える」 ライフラインチャート
【第6回】
 自分を知る(4)「コミュニケーションの重要性」
 大学生として必要なマナーを身に付ける+社会で必要なマナーを知る
【第7回】
 人生と職業(2)「働く」を考える① ゲストセッション①
 産学連携 オープンインタビュー(社会人訪問)に向けて
【第8回】
 人生と職業(3)「働く」を考える② ゲストセッション②
 先輩たちから学ぶ 「等身大の『帝京大生の就活を知る』」 キャリアサポートセンター:協力
【第9回】
 人生と職業(4)「働く」を考える③ ゲストセッション③
 産学連携 OBから学ぶ「帝京大学卒業生の活躍を知る」
【第10回】
 人生と職業(5)「働く」を考える④ ゲストセッション④
 産学連携 受入企業担当者から学ぶ 受入企業担当者とのグループディスカッション
【第11回】
 人生と職業(6)「働く」を考える⑤
 第7回から第10回までに行われたテーマに基づき、改めて「働く」意義を考える
【第12回】
 自分を知る(5)全員スピーチ①
【第13回】
 自分を知る(6)全員スピーチ②
【第14回】
 自分を知る(7)新しい自分発見②-1 nEQ社会人基礎力アセスメント受検【2回目】
【第15回】
 学習のまとめ 新しい自分発見②-2
 1回目・2回目のnEQアセスメント結果から、新しい自分を知る
 また、これからの学生生活、就活に向けて「今」やれること、やるべきことを、コミュニケーションシートにまとめる