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授業の内容(Course Description) |
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学生の皆さんがこれから社会人となられる時に、職業の選択を行う事となりますが、「いい企業」とはいったどんな企業の事を言うでしょうか。この授業では企業を評価するツールを紹介しながら、「いい企業」とはどんな企業なのかについて皆さんと考えていきたいと思います。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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「現代企業論Ⅰ」で学んだ基本をベースに、「現代企業論Ⅱ」はその実践編として、過去の事例等から、どんな事が起きたのかを学びながら、皆さんだったら、その時、どんな判断をしたのかを考え、「いい企業」とは、との答えに至るお手伝いを目的とします。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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評価は「期中テスト」「期末テスト」「出席状況」等を総合的に評価します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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授業でのテーマに対し、適宜参考文献を紹介します
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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新聞・テレビ・雑誌等で現代の企業が抱える問題点はいくつも報道されています。報道に対して「自分だったらどうしただろうか」と考える癖を付けてください。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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「皆が言っているから、答はこれだろう」とか「ネット検索で答えを探そう」といった事では、説明責任が果たせる答えとはなりません。社会に出れば説明責任は常に求められます、「自分で調べ、自分で考え、自分の言葉で説明する」を基本とする授業です。 LMSを多用しますので、履修前にLMSの習得は必修です。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 【第2回】 規制緩和と企業(米国での電力自由化) 【第3回】 サーベンス・オクスレー法とCOSO 【第4回】 GEのガバナンス体制 【第5回】 コーポレート・ガバナンス・コード導入の背景 【第6回】 健全な企業経営―自動車産業(トヨタ、フォルクスワーゲン、GM) 【第7回】 健全な企業経営ー電機業界(ソニー、パナソニック、シャープ) 【第8回】 健全な企業経営ー食品業界(キッコーマン、味の素、ネスレ) 【第9回】 健全な企業経営まとめ 中間試験 【第10回】 経営者の行った判断 Ⅰ (損失の発生) 【第11回】 経営者の行った判断 Ⅱ (法令違反) 【第12回】 経営者の行った判断 Ⅲ (欠陥製造物) 【第13回】 2015年と日本企業 【第14回】 企業とその従業員 【第15回】 まとめと期末テスト
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