1. |
授業の内容(Course Description) |
|
これまで本学で学んできた簿記原理および上級簿記Ⅰの内容を更に発展させ,全経・日商など各種簿記検定試験にも対応できるように,簿記技術の個別テーマを発展して解説します。問題演習を多く取り入れ,簿記の実践力を磨きます。上級簿記Ⅱでは特に,貸借対照表の固定資産,負債および純資産の部に焦点を当てます。また,資格を取得することは,自信になりますし,就職活動をするにあたって1つのアピール・ポイントにもなります。そこで,本学が受験会場となることのできる,文部科学省後援の全国経理教育協会の簿記能力検定試験2級の受験を推奨したいと思っています。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
株式会社を始めとする各種組織において,簿記による会計上の管理をできる能力を身に付けることを目標としています。簿記検定の次元でいえば,全経簿記2級の能力の取得を目標とし,更に上の級を狙います。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
講義の中で行われる小テストや出席状況を30%,定期試験の成績70%を目安として,総合的に判断します。なお,11月に行われる,全経簿記検定試験2級に合格した学生には,単位を与える予定です。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
テキスト:新田忠誓他『エッセンス簿記会計』(第11版)森山書店
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
教科書には練習問題も付いていますので,各自講義で取り扱った内容をその都度きちんと復習しておいて下さい。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
講義には電卓を持ってきて下さい。日頃から携帯電話等を計算機として使用するのではなく,電卓を使用して計算問題を解くように心がけましょう。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 ガイダンス 【第2回】 上級簿記Ⅰの復習 【第3回】 有価証券① 【第4回】 有価証券② 【第5回】 有価証券③ 【第6回】 固定資産① 【第7回】 固定資産② 【第8回】 繰延資産 【第9回】 負債 【第10回】 純資産(資本) 【第11回】 本支店会計① 【第12回】 本支店会計② 【第13回】 帳簿組織 【第14回】 伝票制 【第15回】 講義のまとめ
|