Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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English Teaching 田嶋 英治
教職  2単位
【人間文化】 15-1-1334-3240-32A

1. 授業の内容(Course Description)

 英語教育について学習し、英語の指導法に関する基本的な理論や指導技術を習得します。特に英語教育の概論と「中学校の英語教育における指導」に焦点を当てます。英語教育指導の専門家となるために専門書を読む一方で、模擬授業やディスカッションを通して、英語教師になるための基礎づくりをします。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 英語教師になるために、英語教育に関する必要不可欠な概論と基本的理論や技術を確実に習得することを目標とします。これと並行し模擬授業を通して、英語を指導することの難しさを経験します。そしてより有効な英語教育の指導ができるようになることを目標とします。また指導者自身の英語力を伸長することも目標とします。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 ①授業参加 ②レポート ③発表 ④試験 等で総合的に評価します。
 (注意)ただし出席、試験や提出物など、上記の各項目の中に1つでも極度に悪い状況がある場合、それだけで履修が認められらないことがあります。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:JACET(大学英語教育学会)教育問題研究会
      『新しい時代の 英語科教育の基礎と実践 成長する英語教師を目指して』三修社

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 レポート、発表、ディスカッションのために十分な準備をしてください。
 特に模擬授業などもあるので指導案等の準備は確実に行なってください。
 また英語の指導者としての語学力がつくように勉強し努力してください。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 本講座の履修希望者には、最低以下ののような英語力がある者を希望します。例えば英検の準2級またはTOEICで450点以上相当の英語力です。履修の際の目安にしてください。また将来英語教師になるためには、「英語で授業を行うことが求められる」など非常に高い英語力が要求されます。そのため自己の英語力向上のために勉強してください。その上で本講座で英語の指導者となるために、英語教育の基礎をしっかりと学んで下さい。なお授業のシラバスや課題レポートは必要に応じて調整されます。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 日本の英語教育
【第3回】
 英語教育課程
【第4回】
 言語習得と教授法
【第5回】
 学習者論
【第6回】
 教師論
【第7回】
 授業の準備と計画
【第8回】
 授業形態
【第9回】
 学習指導案の作成
【第10回】
 測定と診断
【第11回】
 教室の使用言語
【第12回】
 模擬授業について
【第13回】
 内容理解確認
【第14回】
 教育実習について
【第15回】
 学習指導要領及び内容理解の解説とまとめ