Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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卒業研究 II 勝田 映子
必修  4単位
【こども教育】 15-1-1333-3769-29A

1. 授業の内容(Course Description)

 本講義は春期に引き続き、「探究力を育てる家庭科」をテーマに取り組む。今期は特に教材研究ならびに小学校における授業研究(教育内容・教育法法・授業分析)に取り組む。ここでは、教育学演習Ⅰでの発表経験を基に模擬授業の形で発表を行う。一方的な知識伝達に陥ることなく、意見を聞き合い、探究力を高める授業を目指して工夫し力を付けていって欲しい。また、全員が各自の研究テーマについての発表も行う。卒業研究につながるように個々の研究も深めて欲しい。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ・授業研究の基本的な方法を模擬授業の中で活用することができる。
 ・特定の主題に基づいて授業設計・指導案作成・授業実践・授業分析を行うことができる。
  (特に指導案を要件を満たして作成することができる)

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 ・毎回の授業ポートフォリオ40% レポート40% 指導案10% 模擬授業10%

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:勝田映子著『子どものよさを活かす家庭科授業-出会う・かかわる・つくり出す-』(初等教育研究会/不昧堂出版、2010年)
 参考文献:島宗理『インストラクショナルデザイン-教師のためのルールブック-』(米田出版、2004年)

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 ・授業の中で指定された参考文献を必ず読了して出席すること。
 ・グループ作業には積極的に参加し、協働学習に貢献すること

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 ・授業ではグループ活動が半分を占める。主体的に参加し、提出物は締め切りを厳守して提出すること。
 ・また、各自の研究テーマについての発表もあるので、個々に質問に来るなど主体的に研究を進めて欲しい。
 ・初回の授業では、授業の概要を説明し、単位習得のための条件を説明する。必ず説明を聞いた上で履修を決めて欲しい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 今期の演習の進め方、履修上の注意  フィールドワークについての振り返り
【第2回】
 各自の研究テーマについての中間報告
【第3回】
 教材研究1:グループメンバーと教材研究テーマの決定
【第4回】
 教材研究2:グループで担当した教材についての研究を進める。実験、体験的な活動の開発等
【第5回】
 教材研究3:グループで開発した教材を用いた指導案の作成と模擬授業の準備
【第6回】
 第1グループの研究発表、模擬授業と討論
【第7回】
 第2グループの研究発表、模擬授業と討論
【第8回】
 第3グループの研究発表、模擬授業と討論
【第9回】
 第4グループの研究発表、模擬授業と討論
【第10回】
 第5グループの研究発表、模擬授業と討論
【第11回】
 各自の研究テーマについての発表と討論1
【第12回】
 各自の研究テーマについての発表と討論2
【第13回】
 各自の研究テーマについての発表と討論3
【第14回】
 各自の研究テーマについての発表と討論4
【第15回】
 再論 探究力を育む家庭科授業とは? 全メンバーの研究を振り返って