1. |
授業の内容(Course Description) |
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本講義は春期に引き続き、「探究力を育てる家庭科」をテーマに取り組む。今期は特に教材研究ならびに小学校における授業研究(教育内容・教育法法・授業分析)に取り組む。ここでは、教育学演習Ⅰでの発表経験を基に模擬授業の形で発表を行う。一方的な知識伝達に陥ることなく、意見を聞き合い、探究力を高める授業を目指して工夫し力を付けていって欲しい。また、全員が各自の研究テーマについての発表も行う。卒業研究につながるように個々の研究も深めて欲しい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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・授業研究の基本的な方法を模擬授業の中で活用することができる。 ・特定の主題に基づいて授業設計・指導案作成・授業実践・授業分析を行うことができる。 (特に指導案を要件を満たして作成することができる)
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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・毎回の授業ポートフォリオ40% レポート40% 指導案10% 模擬授業10%
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:勝田映子著『子どものよさを活かす家庭科授業-出会う・かかわる・つくり出す-』(初等教育研究会/不昧堂出版、2010年) 参考文献:島宗理『インストラクショナルデザイン-教師のためのルールブック-』(米田出版、2004年)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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・授業の中で指定された参考文献を必ず読了して出席すること。 ・グループ作業には積極的に参加し、協働学習に貢献すること
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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・授業ではグループ活動が半分を占める。主体的に参加し、提出物は締め切りを厳守して提出すること。 ・また、各自の研究テーマについての発表もあるので、個々に質問に来るなど主体的に研究を進めて欲しい。 ・初回の授業では、授業の概要を説明し、単位習得のための条件を説明する。必ず説明を聞いた上で履修を決めて欲しい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 今期の演習の進め方、履修上の注意 フィールドワークについての振り返り 【第2回】 各自の研究テーマについての中間報告 【第3回】 教材研究1:グループメンバーと教材研究テーマの決定 【第4回】 教材研究2:グループで担当した教材についての研究を進める。実験、体験的な活動の開発等 【第5回】 教材研究3:グループで開発した教材を用いた指導案の作成と模擬授業の準備 【第6回】 第1グループの研究発表、模擬授業と討論 【第7回】 第2グループの研究発表、模擬授業と討論 【第8回】 第3グループの研究発表、模擬授業と討論 【第9回】 第4グループの研究発表、模擬授業と討論 【第10回】 第5グループの研究発表、模擬授業と討論 【第11回】 各自の研究テーマについての発表と討論1 【第12回】 各自の研究テーマについての発表と討論2 【第13回】 各自の研究テーマについての発表と討論3 【第14回】 各自の研究テーマについての発表と討論4 【第15回】 再論 探究力を育む家庭科授業とは? 全メンバーの研究を振り返って
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