1. |
授業の内容(Course Description) |
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この授業では、テキストの講読を中心にして、日本の近代における教育現象を考えていきます。それにより、教育現象の多様で柔軟な把握ができるようにしていきます。 授業の形態は、毎回、当番となっている者が、事前に指定された学習個所をレジュメにまとめてきて、授業時に解説していきます。その際、当番となっていない者には、宿題レポートの提出が求められます。 なお、学期末には教育学論文を取り上げ、その研究方法について検討します。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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この授業の目的は、各自が教育現象についての理解を深め、それぞれの問題意識を明確にしていき、論理的で的確な言語でそれを表現できるようにするところにあります。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業に出席することが大前提です。その上で、おおよそ各自の発表状況30%、宿題レポート20%、試験50%の割合で総合的に評価します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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沖田行司編 『人物で見る日本の教育』、ミネルヴァ書房、2012年 研究論文などについては、授業の中で紹介します。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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毎回、指定された部分について予習してきてもらうとともに、教育学関連の宿題レポートを作成してもらいます。また、発表の担当になっている者は講読する箇所の解説とその問題点についてのレジュメを作成して配布して下さい。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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この授業を契機としてなるべく多くの書籍・資料を読むことを要求します。そして、そこで得られた知見をもとに、自分の考えをまとめる能力をつけて下さい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 教育現象についての考え方 発表する当番と範囲の決定 【第2回】~【第12回】 テキストの講読箇所の発表と問題点についての議論を行う。 【第13回】 教育学の研究論文を読むⅠ 【第14回】 教育学の研究論文を読むⅡ 【第15回】 まとめと試験
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