Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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基礎中国語 II 閻  淑珍
選択  1単位
【人間文化】 15-1-1410-3322-16A

1. 授業の内容(Course Description)

 前期の基礎中国語ⅠとⅢに続き、基礎中国語ⅡとⅣも週二回、同一のテキストを使った連続授業です。発音の練習を強化し、初歩的な文法を身につけて、簡体字の書き方を覚え、簡単な会話ができるように授業を工夫します。前期と同様、一年生の平行授業である“中国語会話”などとのバランスを考慮し、本授業では、簡体字の練習・基本文法・簡単なフレーズの練習(口だけではなく、手で書く)に力を入れます。具体的には、テキストの各課の“対話”と“閲読”を消化して自分のものにし、応用できるように、習った文法を繰り返し練習します。それから、本文をノートに書き写すことと習った単語と文法を応用して短い文を書くことといった練習に重点を置き、中国語の基礎をしっかり築いていきます。同時に、中国語に特有な表現に現れた中国人の思惟方式・国民性及び古い文化や習慣を紹介します。中国人の考え方を理解し、中国語の表現の仕方に慣れることが大事です。
 本授業は、中国語コース一年生の必修科目ではありますが、中国語に興味のある他コース他学部の初心者にもオープンしています。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 本学期では、まずピンインの発音を完全にマスターし、簡単な会話を覚え、簡体字の書き方及び初級文法を習得して、中国語の基礎をしっかり築くことを目標とします。欠席せず言われた通り真面目に勉強を取り込んでいれば、今学期中中国語検定4級に合格できるはずです。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 出席率は10%、学習態度(積極的に質問する、質問に答える、中国語検定を受けるなど)10%、中間テストは30%、期末テストは50%を占めます。正当な理由なく事前連絡もなく、どちらかのテストを受けない学生は、評価ランクの“D”に入ります。なお、3回の遅刻は一回の欠席と見なし、欠席回数が5回超える学生は、評価の対象になりません。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 『中国語への道―近きより遠きへ―』内田慶市 他編著 金星堂 2012年

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 各課の予習と復習は必ずやってください、一回分の予習に一時間以上、復習に30分以上かけてしっかり勉強してください。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 今現在の国際状況(国と国の関係)に影響されることなく、高い視点で中国語の将来性を見据えて、高い志を持って中国語を勉強することを期します。中国語のみでなく、中国文化や中国に関する情報・知識に対し、ハングリーな精神と高い意欲を持ち、生き生きと学習することを期します。中国語で表現することに慣れるように、まずテキストの本文を熟読または丸暗記できるまで声を出して朗読しましょう。中国語で表現することに、間違いを恐れず、恥ずかしがらずに積極的に表現しましょう。また、単語や習ったセンテンスをマメにノートに書き写すことは、簡体字の書き方と表現の仕方を覚える良い方法ですので、積極的に書き写しましょう。中国語で日記を書くことも上達の近道です。なお、授業中の私語は厳禁です。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス(授業の進め方と学生への要望)、前期の総復習
【第2回】
 前期の総復習
【第3回】
 第十課 好一点了吗? 
【第4回】
 第十課 好一点了吗? 第十一課 我在看中国地图。
【第5回】
 第十一課 我在看中国地图。
【第6回】
 第十二課 你会开车吗?
【第7回】
 第十二課 你会开车吗? 第十、十一、十二課を纏めて復習
【第8回】
 中間テスト
【第9回】
 テスト問題の解き直しと解説、第十三課 谁教你们汉语?
【第10回】
 第十三課 谁教你们汉语?
【第11回】・【第12回】
 第十四課 我把她送到车站。
【第13回】
 第十五課 你一定能背得很好!
【第14回】
 本テストの総復習
【第15回】
 まとめと期末テスト