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授業の内容(Course Description) |
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この授業は、週二回、一つのテキストを使った連続授業です。言語をマスターするため、聞く(listening)・話す(speaking)・読む(reading)・書く(writing)といった四つの能力を養わなければなりません。中国語の授業内容もこの四本の柱を立てて行うべきだと考えます。従って、本授業は中国語の音声記号であるピンインと四声からスタートし、発音のコツ、簡体字の書き方、基礎文法及び日常生活での簡単な会話が主な内容になります。同時に、中国語コース一年生の平行授業である“中国語会話”などとのバランスを考慮し、簡体字の練習・基本文法・簡単なフレーズの練習(口だけではなく、手で書く)に力を入れます。また、中国語を学ぶには、中国人の国民性格及び中国の伝統文化を理解する必要がありますので、中国語の発音や文法を教えると同時に、これらを織り交ぜて少しずつ紹介していきます。 本授業は、中国語コース一年生の必修科目ではありますが、中国語に興味のある他コース他学部の初心者にもオープンしています。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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この授業は、初心者のための週二回の連続授業として、本学期では、まずピンインの発音を完全にマスターし、数字の言い方や簡単な会話を覚え、簡体字の書き方及び初級文法を習得して、中国語の基礎をしっかり築くことを目標とします。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席率は10%、学習態度(積極的に質問する、質問に答える、中国語検定を受けるなど)10%、中間テストは30%、期末テストは50%を占めます。正当な理由なく事前連絡もなくどちらかのテストを受けない学生は、評価ランクの“D”に入ります。なお、3回の遅刻は一回の欠席と見なし、欠席回数が5回超える学生は、評価の対象になりません。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『中国語への道―近きより遠きへ―』内田慶市 他編著 金星堂 2012年
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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各課の予習と復習は必ずやってください、一回分の予習に一時間以上、復習に30分以上かけてしっかり勉強してください。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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今現在の国際状況(国と国の関係)に影響されることなく、高い視点で中国語の将来性を見据えて、高い志を持って中国語を勉強することを期します。中国語のみでなく、中国文化や中国に関する情報・知識に対し、ハングリーな精神と高い意欲を持ち、生き生きと学習することを期します。中国語で表現することに慣れるように、まずテキストの本文を熟読または丸暗記できるまで声を出して朗読しましょう。中国語で表現することに、間違いを恐れず、恥ずかしがらずに積極的に表現しましょう。また、単語や習ったセンテンスをマメにノートに書き写すことは、簡体字の書き方と表現の仕方を覚える良い方法ですので、積極的に書き写しましょう。中国語で日記を書くことも上達の近道です。なお、授業中の私語は厳禁です。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス(中国語と中国文化について。授業の進め方・成績の評価の仕方・学生への要望)、韻母1 【第2回】 韻母2、第1課 【第3回】 声母1、第2課 【第4回】 声母2、第3課 【第5回】 声調と音声変化、第1~3課 ピンインの総復習 【第6回】 第4課 我们都是学生。 【第7回】 中間テスト 【第8回】 第5課 你去哪儿? 【第9回】 第6課 你今年多大了? 【第10回】 第7課 这个很好吃。 【第11回】 第5、6、7課を纏めて復習 【第12回】 第8課 你家在哪儿? 【第13回】 第9課 我们在哪儿吃饭? 【第14回】 第8、9課を纏めて復習 【第15回】 まとめと期末テスト
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