Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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日本の中小企業 I 中村 賢一
選択  2単位
【経済】 15-1-1110-3075-21

1. 授業の内容(Course Description)

 アベノミクスの地方創生では雇用確保が重要な課題ですが、中小企業で働く人の割合は2/3を超えており、特に地方で、この割合が高いものとなっていることから、このところ中小企業への関心が高まっています。そこで本講義では大企業と比べて資本金や従業者数が少ない、中小企業やベンチャー企業について、どういった経済的、社会的役割を果たしているのか、また、規模が小さいことがどのような優位性をもたらし、また、不利をもたらしているのかなど、中小企業やベンチャー企業の現状と課題について検討します。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 日本の中小企業やベンチャー企業についての雑誌・新聞記事を読み解き、身近な、これらの企業等に関する社会・経済的課題を発見し、解決に向かって行動してゆく基礎力を身につける。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 試験と出席状況

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 『中小企業・ベンチャー企業論「新版」』植田他、有斐閣コンパクト

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 テキストに沿って進めるので、毎回の予習と復習を必ず行うこと。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 中小企業やベンチャー企業について関心を持ち、新聞・雑誌等の記事を読むこと。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 中小企業とは
【第3回】
 戦後から安定成長期の中小企業
【第4回】
 バブル崩壊とその後の中小企業
【第5回】
 大企業と中小企業
【第6回】
 中小企業の特性
【第7回】
 地域経済の発展と中小企業
【第8回】
 海外の中小企業
【第9回】
 ものづくり中小企業
【第10回】
 日本的下請けシステムと取引費用
【第11回】
 中小企業の国際化
【第12回】
 国際化の支援策
【第13回】
 後継者問題
【第14回】
 事業継承と支援策
【第15回】
 中小企業と地域