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授業の内容(Course Description) |
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エネルギー経済I及びⅡ(日本のエネルギーⅡ)では、エネルギー経済に関して、基礎的ではあるが本質的な事項の理解を深めることを目的としており、特に世界の一次エネルギーの主要な部分を占める石油・天然ガスの分野に主に焦点を当てることとしたい。秋学期(エネルギー経済Ⅱ/日本のエネルギーⅡ)については石油・天然ガス産業につき主に取り扱う予定である。なお、以下に記載した授業の計画は暫定的なものであり、今後若干の変更が加えられる可能性がある旨御了承されたい。また、本講座は春学期(エネルギー経済I)を受講しない学生にも理解できるような授業内容を予定しているが、包括的なエネルギー経済の理解のために、学生は秋学期(エネルギー経済Ⅱ/日本のエネルギーⅡ)に加えて春学期(エネルギー経済I/日本のエネルギーⅠ)についても受講することが望ましい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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マスメディア等を通じて入ってくる、世界石油・天然ガス産業に関する数多ある情報に関し、正しく理解し考察する力をつけることを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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定期試験の成績と出席調査を基本とする。レポート提出(原則講義時間内で作成することになる)も予定しているが、それをどのような形で成績に反映させるかについては定期試験の採点結果を見て判断する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト・参考文献は特にないが、必要と考えられる文献等は適宜配布する予定である。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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特に想定していないが、世界エネルギー情勢等の状況によっては、実施することもありうる(その場合には別途指示する)。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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本講座では石油・天然ガス産業等やエネルギー経済の本質に触れて頂くべく、多少の専門知識を使用することを考えているが、学生でも理解が容易となるよう平易な解説を心がける予定である。ただ、学生は日頃から新聞、雑誌、テレビやインターネットといったメディアなどを通じて石油・天然ガスをはじめとしたエネルギーに関する情報に触れて自分なりに考える努力をされることが望ましい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】 エネルギー産業の基礎 【第3回】 石油の開発・生産 【第4回】 石油の精製・販売 【第5回】 天然ガス産業 【第6回】 石油・天然ガス企業の基礎① 【第7回】 石油・天然ガス企業の基礎② 【第8回】 石油・天然ガス産業の歴史① 【第9回】 石油・天然ガス産業の歴史② 【第10回】 石油・天然ガス企業の現状① 【第11回】 石油・天然ガス企業の現状② 【第12回】 石油・天然ガス企業の現状③ 【第13回】 世界の石油・天然ガス業界の問題点、そして将来 【第14回】 日本の石油・天然ガス産業:世界の中の日本 【第15回】 まとめ、もしくは予備
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