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授業の内容(Course Description) |
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この授業では、簿記原理Ⅰの学習内容に続いて、初歩的な簿記の処理方法を学習します。せっかくなので、本学が受験会場になる全国経理教育協会主催・簿記能力検定(全経簿記検定)3級にチャレンジすることも奨励したいので、その内容も授業に取り入れる予定です。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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初歩的な簿記の処理方法が理解でき、全経簿記検定3級に合格できるレベルになることを目標とします。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業の中で行うミニテストを30%、定期試験の結果70%を目安に総合的に評価します。なお、11月に実施される全経簿記検定3級に合格した場合にはさらに加点する予定です。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:新田忠誓編著『エッセンス簿記会計』(最新版)森山書店 参考文献:①桑原知之編著『全経簿記能力検定試験公式問題集3級』ネットスクール出版 ②経理教育研究会編『全経簿記検定試験PAST 3級商簿』英光社
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テキストにある練習問題や授業中配布したプリントを解くことで復習をしてください。また、次の授業内容をテキストの該当箇所で確認して授業に臨んでください。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業には毎回必ず電卓(8桁表示以上のもの)を持参してください。検定や定期試験では電卓がないと点数は取れませんので、日頃からスマホを電卓代わりにすることは控えてください。全経簿記検定3級の勉強については相談に乗る予定です。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス(授業の進め方、成績評価の方法など) 【第2回】 簿記原理Ⅰの復習 【第3回】 現金預金の取引(現金過不足など)と小口現金出納帳 【第4回】 商品売買取引と売上帳・仕入帳 【第5回】 商品有高帳の作成と売上原価の計算 【第6回】 掛取引と売掛金元帳(得意先元帳)・買掛金元帳(仕入先元帳) 【第7回】 手形取引 【第8回】 貸倒れの会計処理と貸倒引当金 【第9回】 有価証券の取得と売却 【第10回】 有形固定資産の取得と減価償却 【第11回】 その他の債権・債務取引 【第12回】 資本金と引出金、計算問題など 【第13回】 8桁精算表の作成 【第14回】 証憑と伝票制度(伝票への記入と元帳への転記) 【第15回】 財務諸表の作成と授業の総まとめ
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