1. |
授業目標 |
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自然科学や工学で常時使用される指数関数、対数関数、三角関数、微分、積分の基礎知識を習得するとともに、使用方法の基礎を身につけることを目標とします。問題演習を通して計算能力を高めることも目標の一つです。
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2. |
授業概要 |
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単なるべき乗が指数関数にどうやって一般化されたか。桁数を表す指標が、どうやって対数関数に一般化されたか。直角三角形の角度と辺の関係が、波状のグラフの三角関数にどうやって変身したか。また、微分・積分の計算方法などを順を追って学習・理解し、かつ問題演習により実際に使えるようにします。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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毎回講義で学習したテーマについて、忘れないうちに教科書の例題などを解き、理解したことが定着するようにしてください。また、講義時間中に終わらなかった問題は次の講義までに必ず解いておいてください。適宜、小テストを実施して理解度を確認しますので、復習しておいてください。
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4. |
授業計画 |
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【第1回】べき乗と指数法則 【第2回】指数法則の拡大適用による指数関数の定義、指数関数のグラフ 【第3回】対数とは、桁数と常用対数 【第4回】指数関数の逆関数としての対数関数、対数計算 【第5回】直角三角形と三角比 【第6回】一般角と三角関数(三角形から円へ)、逆三角関数 【第7回】三角関数のグラフ、弧度法 【第8回】三角関数の方程式、不等式 【第9回】加法定理、三角関数の合成 【第10回】2倍角、半角の公式 【第11回】三角形の面積と正弦定理 【第12回】余弦定理、ヘロンの公式 【第13回】整式の導関数 【第14回】不定積分 【第15回】定積分
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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期末試験(70%) 小テスト(25%) プリントや講義中に出された課題(5%)
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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教科書:田代嘉宏 著『工科の数学 基礎数学』(森北出版) 教科書:田代嘉宏 著『工科の数学 微分積分』(森北出版) 参考書:高校で使用した数学Ⅰ、数学Ⅱの教科書、参考書
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7. |
その他 |
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