Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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ロボット製作演習1(Exercises in Robotics1) 池俣 吉人
1年 前期 専門科目選択 1単位
【航空・前】 15-1-0240-3199

1.
授業目標

実際にロボットを製作することで、機械・電気電子・情報など工学における各分野の基礎的知識を体験的に学び、知的な自動機械の仕組みについて学習することを目標としています。

2.
授業概要

1人1台の自律型移動ロボットを製作し、以下の課題に取り組みます。
(1)ロボットを構成するための基礎的知識の学習
(2)プログラム走行
(3)迷路課題
(4)ライントレース課題

3.
準備学習(授業時間外の学習)

学内のコンピュータの使用方法、LMS等の学内情報システムの基本的な使用方法を理解している前提で授業を進めるので、それらの使用方法を確認しておいて下さい。

4.
授業計画

1. 導入 ロボットの歴史など
2. ロボット製作の基礎 ロボットキットと開発環境の確認
3. ロボット製作の基礎 ロボットの組み立て
4. ロボット製作の基礎 プログラミングの基礎と試験走行
5. ロボット製作の基礎 前後移動・旋回
6. 基本課題 分岐を含んだプログラミング
7. 基本課題 タッチセンサの利用
8. 基本課題 障害物回避のためのプログラミング
9. 基本課題 障害物回避課題
10. 基本課題 迷路課題
11. 応用課題 赤外線センサの利用
12. 応用課題 センサ感度の調節およびデータロガーの利用
13. 応用課題 ライントレース課題(初級)
14. 応用課題 ライントレース課題(中級および上級)
15. まとめ 課題の評価と後片付け

5.
成績評価の方法、基準

2/3以上の出席を前提に、各課題の達成度を評価します。

6.
使用テキスト及び使用教材

ロボットキット、工具、教科書およびコンピュータについては大学側が用意をします。また、適時、プリントを配布するとともに、LMS上のコンテンツを利用します。

7.
その他

ロボットは組み立てキットを使用し、プログラミングもタイルを組み合わせることで直感的に作業することができます。そのため、初心者でも十分に目標を達成できる演習内容です。また、集中講義ですので、欠席や遅刻に十分気をつけて下さい。実習費として3,000円かかります。