Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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体育原理・スポーツ哲学(Philosophy of Physical Education) 滝澤 武
1年 後期 基礎分野選択 2単位
【柔整・後】 15-1-0558-2344

1.
授業目標

1)体育・スポーツプログラムを作成するための原理を説明できる
2)体育・スポーツの歴史的社会的背景を理解する
3)体育・スポーツの諸問題に関心を持ち、自分の意見を仲間に表現できる
4)社会変化とのかかわりで体育・スポーツを論ずることができる。

2.
授業概要

体育とはなにか。スポーツと体育の違いはなにか。国民の体育的教養とはなにか。人間にとってスポーツとはなにか。自らの経験や文献研究を発表しあうことで、体育やスポーツに関する認識を高めます。思想レベルにとどまらず、体育活動、スポーツ活動の実践レベルの具体的提案ができることを目標にします。体育科教育や部活動、地域スポーツ、また大学スポーツ・体育の改善のための具体的提案を求めます。

3.
準備学習(授業時間外の学習)

毎回、次のことを仲間(ピア)に発表できるようにしてきてください。
 ①この一週間の楽しい出来事
 ②この一週間で私がはじめて学んだこと、気がついたこと
 ③私が夢に向かって、試みた小さな一歩

4.
授業計画

第1回  私の体育(スポーツ)経験 (猪越、滝澤)
第2回  体育分野(猪越・滝澤) 体育とは何か 
     どのように体育の必要性を伝えるか
第3回  保健分野(滝澤) 保健とは何か
第5回  体育と概念分析〔滝澤〕  内包と外延
第6回  コーチング回路と体育〔滝澤〕 自分の得意な種目で授業計画案をつくる
第7回  現代社会と体育(猪越)
第8回  人間形成と体育原理(猪越)
第9回  ①武道教育1の原理(猪越)
第10回 ②スポーツと武道
第11回 ③武道における師と弟子 
第12回 球技教育の原理(滝澤)
第13回 体づくり教育の原理(猪越)
第14回 水泳教育の原理(滝澤) 
第15回 試験 討論
 評価 レポート・知識テスト 
 猪越担当100点 滝澤担当100点とし、どちらも60点以上を合格とする。

5.
成績評価の方法、基準

レポート60点 発表40点

6.
使用テキスト及び使用教材

めざそう 保健体育教師 杉山他 朝日出版社

7.
その他

大学の教育のあり方についても、いっしょに考えていきましょう。
参考文献 大学教員のための授業方法とデザイン 佐藤浩章 編 玉川大学出版会