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授業目標 |
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我々の生活はモータリゼーション化やITの発達によって大変便利になりました。一方で、二千万人を超える生活習慣病該当者とその予備軍を生んでいます。その主要な原因は現在の生活で我々からからだを動かす機会を奪っていることが挙げられます。このような状況のなかで、スポーツの持つ「ちから」や「魅力」について実習を通して学習し、生涯にわたって健康でたくましく豊かな生活が送れるよう準備することが必要です。本授業はスポーツの文化性、身体性、心理性といった特徴について身体活動を通じて学習することを目標とします。
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2. |
授業概要 |
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体力測定については、クラス全体で実施し、3つの部門(Aフィジカル、B球技サッカー、C球技バスケットボール)をグループをつくりローテンションして学びます。体力測定項目は、柔軟性(長座体前屈)、筋力(握力)、跳能力(立3段跳び)、スピード(50メートル走)、投能力(ハンドボール投げ)、持久力・自覚的運動強度13(ややきつい)での12分間走を実施します。3つの部門では、それぞれグループごとに担当者がつき、スポーツの文化性、身体性、心理性の特徴に配慮しながら身体活動に取り組みます。最後にまとめとして体力の再確認や健康習慣について学び、授業の振り返りをします。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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傷害予防のために日常の運動を心がけてください。また、授業以外で体を動かす時間をつくりましょう。
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4. |
授業計画 |
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第01回オリエンテーション(グループ分け) 第02回体力を知ろう(筋力・柔軟性・持久力・スピード・跳能力・投能力の測定) Aグループ Bグループ Cグループ 第03回Walk&Jogging ・サッカー① ・バスケットボール① 第04回ウエイトトレーニング ・サッカー② ・バスケットボール② 第05回サーキットトーニング ・サッカー③ ・バスケットボール③ 第06回サッカー① ・バスケットボール① ・Walk&Jogging 第07回サッカー② ・バスケットボール② ・ウエイトトレーニング 第08回サッカー③ ・バスケットボール③ ・サーキットトレーニング 第09回バスケットボール① ・Walk&Jogging ・サッカー① 第10回バスケットボール② ・ウエイトトレーニング ・サッカー② 第11回バスケットボール③ ・サーキットトレーニング ・サッカー③ 第12回雨天予備プログラム 第13回雨天予備プログラム 第14回体力の再確認をしよう(筋力・柔軟性・持久走・スピード・投能力の測定 第15回(講義)体力の評価と健康習慣
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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毎回の授業活動+授業前後の体力の総合評価と理解度によって評価する
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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必要に応じて資料を配布します。
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その他 |
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・運動に適した服装と靴を準備してください。 ・前日の睡眠は十分にとり、当日の食事は必ずとってください。 ・運動の支障になるアクセサリー等は着用しないでください。 ・教育的に不適当な格好の場合は授業をうけられない場合もあります。 ・集団行動ができる学生の履修を希望します。 ・受講者の状況に授業内容を変更することもあります。
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