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授業目標 |
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次のような力が身につくことを目標とします。 (1)人間とは何か、自分とはどういう人間であるかを理性的につきつめて考えていける。 (2)人間の幸福、パーソナリティや感情についての理解が深まり、ありのままの自分を受け入れやすくなる。 (3)さわやかなコミュニケーション、主張の仕方・断り方などの理論を理解して、それを実践の場で使えるようになる。 (4)人間関係の作り方、他人との接し方がすこし上手になり、ストレスが減る。
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2. |
授業概要 |
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人間とは何かという哲学的な理解から始まって、生きることの意味や技術者としての生き方、幸福とは何か、感情・適応の理論などについて学びます。その知識に基づいてコミュニケーションの方法を実践的に探っていきます。次のような学生さんには特におすすめです。 人と会話がうまくできない、人との付き合いが苦手、交渉や断り方が下手で困っている、うまく自分の意見を主張できない、まわりに流されやすい、自己嫌悪・劣等感の塊であるなど。
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準備学習(授業時間外の学習) |
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1.配布教材を事前によく読んでおいてください。 2.授業終了時に示した課題がある場合は、その課題についてレポートを作成してください。
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授業計画 |
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【第1回】 ガイダンス、人間学とは何か 【第2回】 人間とは何か 【第3回】 人生とは、人生の諸段階 【第4回】 パーソナリティと性格 【第5回】 欲求と適応 【第6回】 生きることの意味 【第7回】 幸福と不幸、幸福とは何か、個人の幸福と社会の幸福 【第8回】 感情の性質、幸福と不幸の受け止め方 【第9回】 感情をコントロールする 【第10回】 労働と人間、働くということ、技術者としての悩み 【第11回】 さまざまなハラスメント 【第12回】 さわやかな主張 【第13回】 さわやかな断り方 【第14回】 平穏な会話と対立する会話 【第15回】 まとめ、事例検討
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成績評価の方法、基準 |
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定期試験は行いません。授業時数の2/3以上出席した学生について、レポート提出物得点、発表得点などを総合して評価します。レポートをきちんと提出し、人間とは何かということの理解と適切なコミュニケーションについての実践的な理解ができていれば合格とします。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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独自の教材を用意します。配布済みの教材をくりかえし参照してください。
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その他 |
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