1. |
授業目標 |
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・「日本経済史Ⅰ」「日本経済史Ⅱ」では、日本経済史の学習を通じて、以下の授業目標の達成を目指します。 1.「資本主義の普遍性」、すなわち「市場経済システム」の基本構造を理解する。 2.「経済史概論」で学習した「資本主義の多様性」に基づき、西洋と日本の資本主義の違いを歴史的視点から理解する。 3.グローバル化する資本主義における日本経済の在り方について考える。
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2. |
授業概要 |
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・「日本経済史Ⅱ」では、「日本経済史Ⅰ」で取り上げなかった時代(古代、中世、江戸時代、高度経済成長期)の日本経済史を学びながら、上記の授業目標の達成を目指します。 ・授業形式は講義を中心としますが、大学生に必要とされるコミュニケーション能力とプレゼンテーション能力の向上を目指し、合計3回、復習テストとグループによるディスカッションを実施します。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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・どのような分野であれ、歴史の学習は現状と比較することによってより理解が深まり、解決すべき問題点がより明確になりますので、政治・経済・文化その他あらゆる分野において「いま何が起こっているのか」をできるだけ幅広く理解するよう、新聞、テレビ、インターネットなどで最新の情報に触れる習慣をつけてください。
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4. |
授業計画 |
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第 1 回:ガイダンス 第 2 回:明治期以降の日本経済(「日本経済史Ⅰ」の復習) 第 3 回:古代・中世の日本経済(1) 第 4 回:古代・中世の日本経済(2) 第 5 回:古代・中世の日本経済(3) 第 6 回:復習とグループ学習(1) 第 7 回:江戸時代の日本経済(1) 第 8 回:江戸時代の日本経済(2) 第 9 回:江戸時代の日本経済(3) 第10回:復習とグループ学習(2) 第11回:高度経済成長期以降の日本経済(1) 第12回:高度経済成長期以降の日本経済(2) 第13回:高度経済成長期以降の日本経済(3) 第14回:復習とグループ学習(3) 第15回:総括
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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・グループ学習(25%)、テスト(25%)、レポート(50%)で評価します。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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・テキストは指定しません。必要に応じてプリントを配布します。
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7. |
その他 |
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・この授業は、経済史に関する基本的な知識を理解していることを前提に進めますので、「経済史概論Ⅰ」「経済史概論Ⅱ」の単位を取得してから受講してください。 ・また、「日本経済史Ⅱ」は前期の「日本経済史Ⅰ」の内容を理解していることを前提に進めますので、履修の順番が逆にならないようにしてください。 ・この授業を通じて受講生の皆さんが多様な価値観を理解し、それを受け入れる寛容な態度を身に付けられることを期待します。
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