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授業目標 |
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企業の海外流出などで地域内に新たな産業を興すことが重要になっています。その基になるのが地域に集積する産業や地場産業、伝統技術などです。さらに大学や研究機関、行政、金融機関などを総動員してイノベーション(技術革新)を目指すことも大切です。この授業では地域の産業資源に対する理解を深め、地域産業の新たな展開について自分なりの意見を持てることを目的にします。
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2. |
授業概要 |
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まず、地方自治体の中小企業対策を、次いでマイケル・ポーターの産業クラスター論や産学官連携など産業理論を学びます。そのうえで地域が保有する地場産業など産業資源を探り、さらに流通業や金融機関の役割などを学習します。最後に栃木県の発展戦略について議論します。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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①授業の資料はLMSからダウンロードして予習、復習してください。 ②新聞やテレビ、インターネットで地域産業関連のニュースをチェックしてください。 ③授業では産業集積地など全国の地名が登場します。地図帳などで調べる習慣をつけてください。 ④授業では質問票を配布しますので、疑問に思ったところを記述、提出してください。
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4. |
授業計画 |
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第1回 ガイダンス 第2回 地域の産業構造 第3回 地域産業政策とイノベーション 第4回 中小企業振興基本条例 第5回 産業クラスターの理論と応用 第6回 日本の地域産業クラスター 第7回 二層の広域圏とイノベーション 第8回 産業集積と経営革新 第9回 地域ブランドと産業 第10回 地域の流通業 第11回 地域金融機関 第12回 中小企業の海外進出 第13回 内発的発展論と地域産業 第14回 栃木県産業の発展戦略 第15回 定期試験、まとめ
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成績評価の方法、基準 |
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レポート、質問票の内容、定期試験などを総合的に評価します。詳しくはガイダンスで説明します。
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使用テキスト及び使用教材 |
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特定のテキストは使用しません。毎回プリントを配布し、それに沿って授業を行います。 参考文献は『新地域産業論』(伊藤正昭著、学文社)
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その他 |
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