Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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地域振興関連演習Ⅰ(Rural Development LaboratoryⅠ) 山田 耕生
3年 前期 専門 演習・実習選必 2単位
【地域・前】 15-1-1289-1970

1.
授業目標

テーマ「フィールドワークを通した農山村地域の課題発見と活性化への提案」
農村の衰退は長く続く日本の課題ですが、近年、農山村のもつ価値や魅力を再評価し、地域おこしに取り組んでいる地域や団体が注目されてきています。本ゼミでの活動を通して、日本の農山村の現状や諸問題を把握したうえで、望ましいあり方、地域振興の特徴や効果、意義を学びます。

2.
授業概要

このゼミでは、農山村の動向を把握しつつ、大学生として農山村地域の活性化にどのように関わることができるかを考えていきます。前期は基本的には毎回、割り当てられた担当ごとに発表を行い、内容を議論する形式で進めます。内容は、日本の農山村の現状把握、地域活性化の事例報告などです。
また、夏期休暇中に視察合宿を実施し、観光による地域振興の実際に触れます。
上記の活動の中で、日本の農山村の置かれた状況理解、問題意識を高めるだけでなく、論理的思考力を高めていきます。さらにディスカッションを通して、他者への理解を深めていきます。

3.
準備学習(授業時間外の学習)

個別の発表を数回予定していますので、レポート作成のために授業時間以外の学習は欠かせません。また、他の人の発表に対してもディスカッションを行いますので、事前の予習も必要となります。

4.
授業計画

大まかな計画としては、以下の通りです。
前期:宇都宮市内におけるフィールドワークを通し、地域の諸問題およびその解決策を探る目を養う。夏休みに予定している合宿地の下調べ
夏休み:埼玉県秩父市で合宿(栃本集落でフィールドワーク、他大学のゼミと合同)、長崎県対馬(予定)で合宿(離島における若者による活性化)

詳細については、第1回の授業において指示します。

5.
成績評価の方法、基準

授業への参加状況・授業態度(50%)、発表やレポートの内容(50%)。

6.
使用テキスト及び使用教材

演習において、適宜指示します。

7.
その他

学外において様々な地域や人と交流する機会も多いです。普段のゼミから積極的にゼミ活動に関わる、やる気のある学生を歓迎します。
学期中は日帰り、夏休み中は宿泊を伴いさまざまな地域をフィールドワークするので、移動代、宿泊代などの自己負担が発生します。