1. |
授業目標 |
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「健康」をテーマとして、人の集団に影響を与える様々な要因についての考え方を学び、現状を理解し、将来の展望を考えられるようにする事を目標とします。
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2. |
授業概要 |
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以下のような内容を学びます。 (1) 健康の定義・公衆衛生の考え方 (2) 環境衛生(物理的・化学的環境因子) (3) 疫学の考え方とその方法論 (4) 現代人の健康問題 上記(2)を後藤純雄先生が、(1), (3), (4)を稲垣が担当します。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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人の健康を脅かす事柄に関するニュースが、日々伝えられています。新聞などの報道を見てください。
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4. |
授業計画 |
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【第1回】健康の定義・公衆衛生の考え方(稲垣) 【第2回】統計と疫学〜疫学とその方法(稲垣) 【第3回】人口静態と人口動態(稲垣) 【第4回】気候変動と健康〜物理的環境因子①(後藤) 【第5回】放射線と健康〜物理的環境因子②(後藤) 【第6回】粒子状物質と健康〜化学的環境因子①(後藤) 【第7回】タバコの影響〜化学的環境因子②(後藤) 【第8回】水と健康〜化学的環境因子③(後藤) 【第9回】がんをめぐる話題〜化学的環境因子④(後藤) 【第10回】日本の医療〜制度の概要①(稲垣) 【第11回】日本の医療〜医療保険制度②(稲垣) 【第12回】日本の医療〜現状と問題点③(稲垣) 【第13回】感染症〜感染症とは①(稲垣) 【第14回】感染症〜疫学と予防②(稲垣) 【第15回】食品と健康〜地域保健の役割(稲垣)
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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基本的に、期末試験の点数により評価します。60点以上を合格とします。 また、必要に応じて講義時間中の小テストなどを実施し、評価に反映します。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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特に教科書は定めません。講義の度にプリントなどの資料を配布します。 参考書として、シンプル衛生公衆衛生学2015(南江堂)、国民衛生の動向(厚生労働統計協会)を紹介します。
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7. |
その他 |
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講義への出席が2/3に満たない者は期末試験が受けられません。1日に複数回の講義をまとめて行いますので、出席回数をきちんと自己管理して下さい。
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