1. |
授業目標 |
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バイオテクノロジーは、バイオサイエンスの知識に基礎を置く生物利用技術です。様々な分野からバイオテクノロジーの具体例を紹介し、どのようにバイオテクノロジーが利用されているのかを理解します。また、新しい技術についても、その安全性や有用性を自分なりに判断できるようになる事を目標とします。
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2. |
授業概要 |
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各教員が、いろいろな分野からバイオテクノロジーの具体例を紹介し、どのようなバイオテクノロジーがどのように利用されているのかを説明し、その原理を平易に解説します。講義は黒板による板書だけでなく、パワーポイントやOHP、ビデオなども利用します。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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高校で生物を学んでこなかった学生にもわかるように、基礎的な事柄も含めてわかりやすく講義を行いますが、バイオテクノロジーは、日進月歩で新しい技術が開発されています。新聞やテレビ等でもしばしば紹介されているので、興味を持って調べてみることを勧めます。
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4. |
授業計画 |
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各担当教員が下記のテーマについて1時間ずつ講義します。講義日程は別途掲示します。
(1) 遺伝子組換え植物の基礎知識(朝比奈) (2) 遺伝子組換え技術による薬の生産(井口) (3)分子の形は機能を決める - 構造生物学と分子設計(内田) (4) 脳神経科学の世界(内野) (5) マススペクトロメトリー-フードサイエンス分野への応用(榎元) (6)バイオテクノロジーを応用した新しい検査診断法(梶谷) (7)DNA鑑定技術の基本原理(古賀) (8)生物電気の世界 - 生物は電気を利用して生きている!(小松) (9) 植物の光環境応答 - 置かれた場所で生きる戦略(篠村) (10)特異な機能を持った微生物(高橋) (11) 遺伝のしくみ―子はなぜ親に似ているのか?-(高山) (12) 生命現象を目で見る-ライブイメージング技術による脳機能の可視化-(平澤) (13)地球温暖化とサイエンス(柳原) (14) ゲノム情報を駆使したイネの病害抵抗性誘導機構の解明(山根) (15)医用工学と生体材料(吉成)
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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担当者ごとに試験を実施、あるいはレポートの提出を求めます。各担当者の評価の合計を成績とします。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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全体を通しての共通の教科書は使用しません。必要に応じて、担当者がプリント等を配布することがあります。
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7. |
その他 |
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特にありません。
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