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授業の内容(Course Description) |
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「あなたって政治的ね」と言われたとき、あなたならどう反応しますか? 「ずるいね」、「腹黒いね」、あるいは「うさんくさいわね」等と言われるよりはましでしょうか。場面によっては、なにかほめられたような錯覚をすることもあるかもしれませんね。 この「政治」に挑戦しましょう。「政治とは何か」が毎回の授業に臨む際の問題意識です。 世の中を難しく考えようとすれば政治も難しいものに見え、単純に考えようとすれば政治も意外に身近に思えるかもしれません。結論はどうでしょうか。出席する皆さんの取り組み方次第です。 政治学の分野は、就職活動において、また一般の公務員や、警察官・消防官・自衛官などの試験では、その知識が試されます。 授業は、民主政治国家の「国民」としての政治的素養や、就活・試験に役立つ知識を培うことも考えながら進めます。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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基礎的で入門的な講義内容の理解ができる 主権者としての意識の向上 就職試験対応力の向上
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業内評価(レポート、発言)と期末試験
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考文献:甲斐祥子著『現代政治のナビゲーター[新2版]』(2014年 北樹出版)2,484円 参考文献:日刊の新聞各紙、月刊『中央公論』
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業でもらったプリントを中心に、授業のあったその日のうちに習ったことを確認しておきます。復習が中心です。この積み重ねを着実に実行しておけば、期末試験は楽々です。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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シラバスは目安で、適宜変更することがあります。昨年まで政治・外交・憲法担当の新聞記者でしたので、日々の新聞報道を活用した授業を心がけます。ご承知おき、ご期待ください。 授業中の行動はすべて就活に直結すると考えて、礼儀正しく、現実的、前向きに授業に臨みましょう。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 政治の基本概念について 【第2回】 近代国家とその変遷 【第3回】 国家の行政について 【第4回】 政治制度について(議院内閣制度、大統領制度) 【第5回】 政治過程について(政党、選挙) 【第6回】 政治過程について(立法過程ほか) 【第7回】 近代日本政治史 【第8回】 戦後日本政治史 【第9回】 人間、政治、権力について 【第10回】 政府、リーダー、公民について 【第11回】 民主政治について 【第12回】 政党、政治意識について 【第13回】 官僚、利益集団について 【第14回】 政治思潮について 【第15回】 まとめ (注)以上のテーマは、時事ニュースの動向により、変更する場合があります。
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