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授業の内容(Course Description) |
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【生きている日本文化の時間】 近代以降、西洋の太陽暦、近代西洋科学、技術の導入によって日本文化は大きな変容を経験してきた。日常生活でなかなか意識することのないこの変容がどのようにして生じたのかを検討、分析するとともに、「生きている日本文化の時間」をテーマに、現代において、受け継ぎ、発展させるべき日本文化の生きた伝統について新たな視点から探求する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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「生きている日本文化の時間」について学んだ内容をふまえ解説しながら、独自に考えた感想を加え1000字以上の考察を効果的に論述する力を培う。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業参加(60%)、授業内期末試験(40%)を目安とする。期末試験のテーマは試験の1~2週間前に発表する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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必要な資料はプリントで配布する。参考文献は講義中で紹介する。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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講義ノート・配布資料を復習する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業に出席し、講義内容の理解を積み重ねていくことが必要である。論述力を養う準備として、効果的にノートをとる必要がある。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 生きている日本文化の時間 【第2回】 時間とは何か:原子時間、天文時間、生物時間、人生の時間、文化(人と自然の関わり)の時間 【第3回】 わたしたちはどのような時間を使い、生きているのか:原子時間、天文時間、生物時間 【第4回】 なぜ人生の時間、文化の時間が大切なのか 【第5回】・【第6回】 自然歴と民間暦 【第6回】・【第7回】 太陰太陽暦と太陽暦 【第8回】〜【第11回】 十二支システムという文化の時計 【第12回】 文化の時間、人生の時間とこれからの文明 【第13回】・【第14回】 期末試験テーマの発表と考察・論述の深化 【第15回】 全体講評・授業内期末試験 *社会状況、国際情勢の変化に応じて新しいトピックを積極的に加えるため、以上の順序は入れ替わることがある。
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