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授業の内容(Course Description) |
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現代の日本社会と文化を理解するには江戸時代が重要な鍵を呈している。本講義では、江戸時代の社会の仕組みや文化について学んでいく。具体的には、士農工商の作り上げた多様な文化的生産物や暮らしぶりを手がかりに当時の社会のしくみや文化的様相を捉える。理解を深めるため、視覚資料などを極力使用する。授業形態は講義を中心としているが、受講生が関心をもつテーマについては授業中、グループ議論を数回程行う予定である。 なお、講義内容は必要に応じて変更することがある。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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この講義は、江戸時代の文化や社会についての知識を取得することと、文化の存続と現代性の問題について検討することを目的としている。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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平常点(授業への参加姿勢、出席状況など)40%、レポート60%からなる総合評価 *出席率は3分の2以上を単位の条件とする(公欠を除く)
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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講義のなかで随時紹介する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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講義ごとの内容を必ず復習すること。必要に応じて、事前に配布する資料を一読し、予習すること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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継続的・積極的な受講を期待する。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 講義の概要 【第2回】 江戸時代(社会の仕組み、身分制) 【第3回】 暮らしの基準(暦・時刻・通貨・計量法) 【第4回】 江戸の誕生 【第5回】 江戸城と二条城(比較) 【第6回】 江戸の名所 【第7回】 人々の暮らし(住居) 【第8回】 人々の暮らし(リサイクル) 【第9回】 『武士の家計簿』の鑑賞 【第10回】 商い 【第11回】 迷信(1) 【第12回】 迷信(2) 【第13回】 年中行事(1) 【第14回】 年中行事(2) 【第15回】 総括
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