Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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教育学演習 I 浦野 東洋一
必修  2単位
【教育文化】 15-1-1334-0084-02

1. 授業の内容(Course Description)

 2015年度は教育学部の完成年度です。そのため「教育学演習」は「卒業研究」と相乗りの授業科目となります。私(浦野東洋一)が2015年度末で退職予定であることを「教育学演習選択資料」を通じて学生に告知した経緯があり、この授業を選択した学生のほとんどは4年生で「卒業研究」の授業として選択しています。
 そこで、受講者各自に「教育学演習Ⅰ」「教育学演習Ⅱ」を通じての「研究計画書」を作成していただきます。テーマは広く教育と社会に関係する事項で結構です。いじめ問題(「いじめ防止対策推進法の制定と学校現場」など)、子どもの貧困と教育の問題(「子どもの貧困対策推進法の制定とその効果」など)、「道徳」の教科化をめぐる問題、小学校における英語教育をめぐる問題など、実にさまざまな問題があります。その「研究計画書」(中途での修正・変更はおおいにありえます)にそって研究を進めていただきます。そして逐次研究発表(中間発表、研究レポート作成、presentation)をしていただき、議論します。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 学生が自分で調べ、考察し、その結果を的確に文章表現できる能力を培うこと。また口頭で明快にpresentationできる能力を身につけることを目指します。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 平常点(出席状況、研究レポートの内容、presentationによる)

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 浦野東洋一ほか編『教育小六法・2015年版』(学陽書房)ほか、随時参考文献を紹介します。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 「研究計画書」にしたがって研究課題に取り組む。
 *「研究計画書」「研究レポート」の様式、作成要項等については、最初の授業時に提示します。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 本気でとりくむこと。新しい世界が見えてきます。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 受講カードの提出、自己紹介、「研究計画書」「研究レポート」の作成について
【第2回】
 研究計画書の作成指導、presentationのスケジュールの決定
【第3回】
 研究計画書の発表①(5~6人、以下同じ)
【第4回】
 研究計画書の発表②
【第5回】
 研究計画書の発表③
【第6回】
 Presentation(1回目の発表、3~4人、以下同じ)
【第7回】~【第10回】Presentation
【第11回】
 Presentation(2回目の発表、3~4人、以下同じ)
【第12回】~【第14回】Presentation
【第15回】
 Presentation、夏休み中の課題について、「教育学演習Ⅱ」について(特に研究発表日の決定)