Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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日本史演習6A- II 山下 須美礼
選択必修  2単位
【史】 15-1-1340-3833-06

1. 授業の内容(Course Description)

 江戸時代後期から明治初年の地域社会で記録された史料を、それぞれの受講者が自分の関心に基づき選び出し、各自その史料について報告を担当する。持ち寄った史料はすべて受講者全員で共有し、読解を行ない、地域社会の動きと時代の変容との連関について考察を深める。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ・近世史料の読解力や分析力を身につける。
 ・課題設定および文献や史料の探索、読解、分析を通して、歴史学の方法論を身につける。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 ・秋期末にレポートを課す。
 ・報告内容、質疑応答への積極性、レポート等を総合的に評価する。出席率も勘案する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 ・史料をどのように選んだらよいかについては、第1回授業時に説明する。
 ・参考文献は適宜授業で紹介。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 史料の読解や分析、文献や史料の調査のため、毎週十分な時間を取る必要がある。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 ・受講生全員の積極的な質疑応答により授業を進めたい。
 ・自分が選択した史料以外についても十分な予習をし、自分の史料との関連について考察してほしい。
 ・自分自身の関心がどこにあるのかを念頭に、常に主体的に授業にのぞみ、卒業論文執筆へと結びつけてほしい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス(史料の選び方・授業の進め方・評価の仕方など)
【第2回】~【第14回】
 担当者報告・質疑応答
【第15回】
 担当者報告もしくは授業のまとめ