1. |
授業の内容(Course Description) |
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わたしたちは、世界をどのように理解したらよいのだろうか。あるいは世界とどのように関わっていったら良いのだろうか。世界理解の方法にはいろいろなものがあるが、本講義では、コスモポリタニズムの原型をなす人権をめぐる思想の歴史について学ぶ。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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世界の多様性に眼を向けて理解できる思考方法の獲得である。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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小テスト、レポート、試験などをもって総合的に評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考文献:佐藤幸男他編『世界政治を思想するI/II』 国際書院。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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課題克服のための準備学習として、また講義内容をよりよく理解するために、図書館活用実践講義も考慮する。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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新聞閲覧の積み重ねが必要であり、討論参加が義務となる。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 カントの「世界平和のために」を読む 【第2回】 人権の思想史 【第3回】 人権の創られ方 【第4回】 人権は誰のものか 【第5回】 人権と貧困を考える 【第6回】 人権と平等との差異 【第7回】 南北問題から格差不平等へ 【第8回】 格差社会と社会的不平等 【第9回】 世界配分システムと人権論 【第10回】 グローバル・エシックスとは 【第11回】 国境を越える義務とはなにか 【第12回】 辺境、周縁社会から考える 【第13回】 先住民とはなにか 【第14回】 先住民族から考える意義 【第15回】 アジア太平洋の世界展望 以上
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