1. |
授業の内容(Course Description) |
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コーポレート・コミュニケーションには、広告・プロモーション・マーケティング・広報などさまざま活動があるが、この講義では他の活動も視野に入れつつ、マーケティング論について学ぶ。 秋学期は、「マーケティングI」での単位取得を前提に、マーケティングの背景にある社会の仕組みや、具体的な事例について解説する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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講義を通じて、マーケティングの背景にある「消費社会」のあり方や、「消費」というものの社会的意味を理解する。 ・自分や周囲の人々の生活や考え方を振り返り、消費と自己のあり方を考える ・現在の社会の中での消費の傾向を把握し、今後の展望を自分なりに掴む
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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中間考査(第8回講義内)、期末考査(第14回講義内)の評価を基本とし、レスポンスペーパー(毎回)の内容によって加点する。 ※単位取得は出席10回以上が前提(学生証をリーダーに通すこと。学生証忘れには対応しない)
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『マーケティング戦略』(有斐閣アルマ)・『ブランド優位の戦略』(ダイヤモンド社)・『クチコミとネットワークの社会心理』(東京大学出版会)・『イタリア式ブランドビジネスの育て方』(日経BP社)・『ことばとマーケティング』(碩学舎中央経済社)・『新版DTCマーケティング』(日本評論社)ほか
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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・マーケティングに関するニュースや記事を日々チェックし、蓄積する ・講義で紹介した書籍などに眼を通す
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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毎回レスポンスペーパーを課します。書くのが苦にならない人、書くのが苦手だが改善したい人を歓迎します。 レスポンスペーパーのうち、興味深いものは次回講義冒頭で、個人情報は伏せて紹介させていただきます。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 自己紹介と今後の講義について 【第2回】 マーケティングの背景:「消費社会」の誕生 【第3回】 マーケティングの背景:「記号」を消費する社会と「分衆」 【第4回】 マーケティングの背景:「クチコミ」ネットワーク 【第5回】 マーケティングの背景:クロスメディアの登場とソーシャルマーケティング 【第6回】 ブランディング戦略 【第7回】 ブランド・エクイティ(資産価値) 【第8回】 前半まとめと中間考査 【第9回】 事例:イタリア式ブランドビジネスの育て方 【第10回】 事例:「癒やし」ブームとマーケティング(1) 【第11回】 事例:「癒やし」ブームとマーケティング(2) 【第12回】 事例:医薬品マーケティング 【第13回】 「消費しない若者」? 【第14回】 後半まとめと期末考査 【第15回】 全体まとめと講評
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