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授業の内容(Course Description) |
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簿記を初めて学ぶ学生を対象とし、初歩的な簿記処理を勉強します。また、資格を取得することは、自信につながるとともに、就職活動をするにあたって1つのアピール・ポイントにもなります。そこで、本学が受験会場となることのできる、文部科学省後援の全国経理教育協会の簿記能力検定試験4級の受験を推奨したいと思っています。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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初歩的な簿記処理および企業活動を理解することができるようになることです。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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講義の中で行われる小テストや出席状況を30%、定期試験の成績70%を目安として、総合的に判断します。 なお、7月に行われる、全経簿記検定試験4級に合格した学生には、単位を与える予定です。但し、本学が受験会場校になった場合に限ります。また、単位認定のためには、この授業の最終テストも受けなければなりません。合格だけでは単位は与えません。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:新田忠誓他『エッセンス簿記会計』(第10版)森山書店 参 考 書:新田監『全経 簿記能力検定試験 公式テキスト&問題集 4級』 ネットスクール出版
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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教科書には練習問題も付いていますので、各自講義で取り扱った内容をその都度きちんと復習しておいて下さい。個人の理解度に応じて、参考書の学習を勧めます。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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講義には電卓を持ってきて下さい。日頃から携帯電話等を計算機として使用するのではなく、電卓を使用して計算問題を解くように心がけましょう。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス(簿記学習にあたっての心構えや、簿記の資格取得への案内などを行ないます) 【第2回】 企業活動と簿記の役割 【第3回】 複式簿記の概略と簿記の流れ(簿記の一巡) 【第4回】 損益計算書と貸借対照表(財政状態表)の作成と両者の関係 【第5回】 勘定と取引記録の原則 【第6回】 仕訳帳(企業の日記帳)への記入 【第7回】 元帳(企業財産の管理帳)への記入 【第8回】 試算表(記録の正確性の確認手続き)の作成 【第9回】 決算の意味と手続き(帳簿決算) 【第10回】 損益勘定(損益計算書)と残高勘定(貸借対照表)の作成 【第11回】 6欄(桁)精算表の作成(決算過程の概観) 【第12回】 現金預金取引の把握法と、現金出納帳ならびに当座預金出納帳 【第13回】 商品売買取引の把握法(分記法と三分法)と、売上帳・仕入帳 【第14回】 掛(営業上の貸し借り)取引と、売掛金元帳(得意先元帳)と買掛金元帳(仕入先元帳) 【第15回】 総括(これまでの授業のまとめ(含、テスト)と今後の簿記学習の仕方)
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