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授業の内容(Course Description) |
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刑法・刑事訴訟法といった刑事法に関心があり、中で主に、警察官や検察事務官はじめ公務員を真剣に目指す学生諸君を念頭に置いて、その基本の考え方を理解して知識を身につけ、具体的な問題の解決を自分の頭で図れるようにしたいと考えています。 そのためには論理的かつ簡潔な文章が書けることが最重要になるので、まずは私がこれまでの復習も兼ねて全体講義をした後、各項目をカバーする基本的な問題について課題を出し、次回までに各自その回答を作成して提出してもらい、そのうえで解説します(回答は添削のうえ、返却します)。 もちろん受講生の意欲やレベルによってはそれぞれに関心のある分野なり事件について調べて発表し、グループディスカッションもできればと考えています。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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自主的に研究や調査をし、その成果を口頭やレポートで発表することができるようになることであり、公務員試験などの合格に必要な「学力」とプレゼン能力等の「自己表現力」を習得することです。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況をベースにし、発言や発表、また提出されるレポートなどを総合的に評価します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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基本書は各自がこれまで授業で使っていたもので構いません。 ただ事例解決の大きなヒントになるので、有斐閣の判例百選シリーズの最新版は『刑法判例百選I』『刑法判例百選II』共に購入のうえ、勉強してほしいと思います。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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常にメディアに触れ、刑事事件に関心を持ってください。 予習・復習をきちんとすること。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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毎回の出席はもちろんのこと、自らの進路を真剣に考え、積極的に勉強していくこと。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 自己紹介、オリエンテーション 【第2回】~【第6回】 講義 【第7回】~【第14回】 ゼミ生報告・討論 【第15回】 まとめ
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