Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
物権法 原田 敏章
選択  2単位
【法律】 15-1-1210-1949-11A

1. 授業の内容(Course Description)

 民法第2編「物権」のうち、第1章「総則」、第2章「占有権」、第3章「所有権」、第4章「地上権」、第5章「永小作権」及び第6章「地役権」、について説明する。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ①民法第2編「物権」についての基礎的な知識を得ること目標とする。
 ②特に物権変動について基本的な知識・理解を得ることを目標とする。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 授業中の態度をも考慮した出席点(20%)と試験点(80%)による。6回以上の欠席は、原則として授業内試験の受験資格を失う(学生便覧参照)。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキストは、内田貴『民法I(第4版)総則・物権総論』(東京大学出版会)とする。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 テキストのうちの次回授業部分を読んでおくと理解が容易となる。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 授業には六法全書を持参すること。授業中の私語は禁止される。20分を超える遅刻は出席とはされない。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 物権とは
【第2回】
 物
【第3回】
 所有権の内容
【第4回】
 所有権の効力 - 物権的請求権
【第5回】
 所有権の取得 - 売買、取得時効、付合、相続
【第6回】
 共同所有(通常共有、遺産共有)
【第7回】
 不動産の占有と所有権の時効取得
【第8回】
 動産所有権の即時取得
【第9回】
 不動産所有権の移転と登記 - 対抗要件主義(1)
【第10回】
 不動産所有権の移転と登記 - 対抗要件主義(2)
【第11回】
 不動産所有権の移転と登記 - 対抗要件主義(3)
【第12回】
 虚偽の登記と民法94条2項
【第13回】
 動産所有権の移転と引渡し
【第14回】
 用益物権
【第15回】
 まとめと授業内試験