Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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自然地理学 II (教職) 平野 淳平
選択  2単位
【経済】 15-1-1340-4156-16A

1. 授業の内容(Course Description)

 この講義では、日本と世界における水文環境、植生、土壌の地域特性とその成因について紹介し、自然地理学的知識を深めることを目指します。講義では、視覚的に理解を深めるために、可能な限りスライド・写真などを活用します。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 世界と日本における水文環境、植生、土壌の地域特性について理解し、その成因について説明することができる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 試験の結果(80%)と受講態度(20%)をもとに成績を評価します。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 松山洋・川瀬久美子・辻村真貴・高岡貞夫・三浦英樹著 『自然地理学』(ミネルヴァ書房)をテキストとして使用します。随時、プリント・資料を配布します。高等学校などで使用した地図帳を持参することを薦めます。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 テキストを積極的に読み、講義内容の復習を行うように心がけて下さい。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 毎回、出席カードを配布します。これに感想・質問・要望などを自由に記入し、必ず提出するようにしてください。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス、受講上の注意
【第2回】
 水文(1)水循環とは何か
【第3回】
 水文(2)降雨流出のプロセス
【第4回】
 水文(3)地下水と地表水
【第5回】
 水文(4)湖沼の水収支と循環
【第6回】
 水文(5)水文学のまとめ
【第7回】
 植生(1)日本の植生
【第8回】
 植生(2)群落分布と環境
【第9回】
 植生(3)地史的要因と植生分布
【第10回】
 植生(4)植生のまとめ
【第11回】
 土壌(1)土壌の定義と土壌生成作用
【第12回】
 土壌(2)気候帯・植生と成帯土壌
【第13回】
 土壌(3)母岩・地形の影響と間帯土壌
【第14回】
 土壌(4)土壌のまとめ
【第15回】
 まとめと試験