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授業の内容(Course Description) |
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この講義では、地球上で人類が進化・拡散した第四紀(過去約260万年間)の気候変動に焦点を当てて、気候変動の実態と原因について解説します。また、様々な方法により過去の気候を復元する研究の具体例を紹介します。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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過去約260万年間の気候変動の実態とその原因について理解を深める。 過去の気候を復元する様々な手法とその特徴について理解を深める。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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試験の結果(80%)と受講態度(20%)をもとに成績を評価します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは指定しません。毎回、プリントを配布します。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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理解を深めるために講義内容の復習を行うようにしてください。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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毎回、質問・感想・連絡カードを授業開始時に配布しますので 記入して提出して下さい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス、受講上の注意 【第2回】 第四紀とは何か 【第3回】 氷期・間氷期サイクルとその原因 【第4回】 氷期の気候と環境 【第5回】 氷期から後氷期への移行 【第6回】 後氷期の温暖化と環境 【第7回】 中世の温暖期と小氷期 【第8回】 花粉分析による気候変動の復元 【第9回】 樹木年輪分析による気候変動の復元 【第10回】 サクラの開花記録による気温変動の復元 【第11回】 江戸時代の日記天候記録による気温・降水量の復元 【第12回】 江戸時代の日記天候記録による天気分布・気圧配置パターンの復元 【第13回】 古気象観測資料の発掘(データレスキュー)による気候変動研究 【第14回】 まとめ 【第15回】 まとめと試験
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